专利摘要:
接続ワイヤの使用なしで電気負荷に電力を供給するための、誘導電力伝送システム。このシステムは、一次インダクタを有する誘導電力アウトレットおよび二次インダクタを有する誘導電力レシーバを含む。さまざまな実施態様において、この電力伝送システムはまた、(i)レシーバとアウトレットとの間でデータ信号を伝えるための、信号伝送システム、(ii)一次インダクタへの二次インダクタの位置合わせを容易にするための、位置合わせ機構、(iii)それがユーザによって取り扱われることができるようにレシーバを冷却するための熱放散システム、および、(iv)一次インダクタから二次インダクタまで磁束を導くための磁束ガイド、を組み込むことができる。 a
公开号:JP2011514801A
申请号:JP2011500345
申请日:2008-12-18
公开日:2011-05-06
发明作者:アザンコット,ヨッシ;グリーンワルド,オオラ;ベンシャロム,アミール;メユハス,ノアム;レイボヴィッツ,アルフレド;ローデス,ドヴ;ロフェ,アリク
申请人:パワーマット リミテッド;
IPC主号:H02J17-00
专利说明:

[0001] 本発明は、誘導電力伝送を目的とする。より詳しくは、本発明は誘導電力レシーバ経由で電気負荷に無線で電力を供給するための誘導電力アウトレットを提供することに関する。]
背景技術

[0002] 誘導電力カップリングによって、周知のようにエネルギーが電源から接続ワイヤなしで電気負荷まで伝送されることができる。電源が一次コイルに配線され、および、振動電位が一次コイル両端に印加され、それによって、振動磁界を誘導する。振動磁界が、一次コイルの近くに配置される二次コイル内に振動電流を誘導することができる。このようにして、2つのコイルが導電的に接続されることなく、電気エネルギーが電磁誘導によって一次コイルから二次コイルまで伝送されることができる。電気エネルギーが一次コイルから二次コイルまで伝送されるときに、コイルペアが、誘導的に結合されると言われる。二次コイルがそれに対して誘導的に結合されるときに、この種の二次コイルと直列に配線される電気負荷が一次コイルに配線される電源からエネルギーを引き出すことができる。]
[0003] それらが途切れのない電力伝送を与え、追跡ワイヤに対する必要性を最小にするので、誘導型電力アウトレットはより一般の導電電力ソケットより好まれることができる。]
[0004] 低消費電力誘導電力伝送システムが、提案されている。そのような一例が、Huiに付与された(特許文献1)内に記載されている。Huiのシステムにおいて、平面誘導バッテリ充電配置が、電子装置が充電されることを可能にする。このシステムは、充電されるべき装置が配置される充電表面を有する平面充電モジュールを含む。充電モジュール内で、および充電表面と平行して、一次巻線の少なくとも1つおよび好ましくはアレイが設けられる。一次巻線は、充電されるべき装置内の二次巻線に誘導的に結合する。]
[0005] この種のシステムは、電池を充電するのに適切な比較的低電力で誘導結合を与える。広範な領域にわたって主として均一な方法で、連続的にエネルギーを伝送するHuiの充電表面のようなベースユニットが、コンピュータ、電球、テレビなどに電力を供給する必要があるもののような、高エネルギーシステムの用途に適していないことが、しかしながら認められる。]
[0006] 高出力誘導伝送システムに伴うエネルギー損は、Huiの充電表面のような低電力システムにおけるものより一般的に大きい。加えて低電力システムにおいて余剰熱が容易に放散されることができるのに対して、分離した高出力一次コイルまたはその周囲は危険なほど熱くなる場合がある。]
[0007] さらに、高出力一次コイル内の振動電圧は、振動磁界を生成する。二次コイルが一次コイルに誘導的に結合される所で、得られる鎖交磁束は電力を二次コイルによって引き出させる。電力を引き出すのに何の二次コイルもない所で、振動磁界は高エネルギー電磁波を全ての方向に放射させ、それはクレジットカードからデータを消去するような、望ましくない副次的影響を有するかもしれず、および傍観者に、特にペースメーカーを備えた人々に有害である可能性がある。]
[0008] Saboに付与された(特許文献2)が、コードレス器具を再充電するための誘導電力伝送装置を記載する。Saboの装置は、トランスの一次コイルとして役立つ複数のインダクタを含む。トランスの二次コイルが、器具内に配置される。それぞれのコイルとの位置合わせで電力伝送装置にすぐ近くに器具が配置されるときに、電力が装置からトランス経由で器具に誘導的に伝送される。]
[0009] Saboのシステムのインダクタは、アレイに配置されて、それぞれのインダクタを起動させるように選択的に使用可能なスイッチ経由で電源に接続される。これらの選択的に使用可能なスイッチは、電力を節約して、好ましくない電磁界を除去するために設けられる。’744((特許文献2))はしたがって、電磁漏れの問題、同じく、二次コイルが有効範囲内にある場合にだけ、各一次コイルが電源から付勢される必要性を示唆する。さらに、’744内に記載されている電力受け取りユニットは、大きくて小型電気装置の用途に、非実用的である。]
先行技術

[0010] 米国特許第7,164,255号
米国特許第6,803,744号、名称「位置合わせ独立および自己位置合わせ誘導電力伝送システム」、
米国特許第6,825,620号、名称「誘導的に結合された安定器回路」
米国特許第7,212,414号、名称「適応性誘導電源」
米国特許第5,455,466号、名称「電力およびデータ伝送のための誘導結合システム」]
発明が解決しようとする課題

[0011] したがって、エネルギー効率的な方法で誘導電力アウトレットから誘導電力レシーバまで無線で電力を安全にかつ都合よく供給するための実際的な誘導電力伝送システムに対する必要性が残る。本発明は、この必要性に対処する。]
課題を解決するための手段

[0012] 少なくとも1つの誘導電力レシーバに誘導的に電力を伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレット、電力アウトレットに電力レシーバを位置合わせするための少なくとも1つの位置合わせ機構および電力レシーバから電力アウトレットまで制御信号を伝えるための少なくとも1つの信号伝送システムを備える伝送システムを提供することが、本発明の一目的である。一般的に、この誘導電力アウトレットは、ドライバであって、高周波で一次誘導コイル両端に振動電圧を供給するためのドライバ、経由で電源に配線される少なくとも1つの一次誘導コイル、および一次強磁性コアを備える。誘導電力レシーバは、一次誘導コイルとの結合のための少なくとも1つの二次誘導コイルを備え、この二次誘導コイルは電力レギュレータに配線されている。信号伝送システムは、電力レシーバと関連する信号エミッタおよび電力アウトレットと関連する信号検出器を備える。]
[0013] 任意選択で、位置合わせ機構は電力アウトレットと関連する第1の素子および電力レシーバと関連する第2の磁性素子を備える。一般的に、信号エミッタは光学エミッタを備え、および、信号検出器は光学式検出器を備える。任意選択で、再び、電力レギュレータは電気装置に電力を供給するためのDC出力に誘導電力アウトレットからのAC入力を変換するための整流器を備える。本発明の別の目的は、誘導電力アウトレットから誘導的に電力を受け取るための誘導電力レシーバを提示することである。任意選択で、システムは以下を備える群から選択される電力コンバータを備える:トランス、DC/DCコンバータ、AC/DCコンバータ、AC/ACコンバータ、フライバックトランス、フライバックコンバータ、全ブリッジコンバータ、半ブリッジコンバータおよび順方向コンバータ。]
[0014] 本発明の更なる一目的は、少なくとも1つの誘導電力レシーバに誘導的に電力を伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備えた誘導電力伝送システムを提示することであり、この誘導電力アウトレットは、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備え、および、この誘導電力レシーバは、一次インダクタと結合するための少なくとも1つの二次インダクタを備え、二次インダクタは電気負荷に電力を供給するためのものであり、この誘導電力伝送システムは、以下を備えた低熱損失全波整流器を備える:第1の出力端子に配線される1つのアノードおよび第1の入力端子に配線される1つのカソードを有する第1の半波整流器、この第1の出力端子に配線される1つのアノードおよび第2の入力端子に配線される1つのカソードを有する第2の半波整流器、この第1の入力端子に配線される1つのアノードおよび第2の出力端子に配線される1つのカソードを有する第3の半波整流器、および、この第2の入力端子に配線される1つのアノードおよびこの第2の出力端子に配線される1つのカソードを有する第4の半波整流器、この全波整流器は可変的な極性の入力から一定の極性の出力を供給するためのものであり、少なくとも1つの半波整流器が、スイッチのカソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される電子スイッチを備える。]
[0015] 任意選択で、第1の半波整流器が、そのカソードを通して流れる電流が第1の所定の閾値を上回るときに、そのオン設定にあるように構成される第1の電子スイッチを備え、および、第2の半波整流器が、そのカソードを通して流れる電流が第2の所定の閾値を上回るときに、そのオン設定にあるように構成される第2の電子スイッチを備える。好ましくは、少なくとも1つの半波整流器が入力信号の周波数との同期性でそのオンおよびオフ状態の間で切替えられるように構成される電子スイッチを備える。]
[0016] 好ましくは、第1の半波整流器が、そのカソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される第1の電子スイッチを備え、第2の半波整流器が、そのカソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される第2の電子スイッチを備え、第3の半波整流器が、第2の入力端子の電圧信号と同期してそのオンおよびオフ状態の間で切替えられるように構成される第3の電子スイッチを備え、および第4の半波整流器が第1の入力端子の電圧信号と同期してそのオンおよびオフ状態の間で切替えられるように構成される第3の電子スイッチを備える。]
[0017] 一般的に、電子スイッチはトランジスタ、特に、MOSFET素子を備える。好ましくは、電子スイッチは以下を備える:ソース端子、ドレイン端子およびゲート端子を備えたMOSFET素子、MOSFET素子と並列にソース端子およびドレイン端子に配線される半波整流器、および、ドレイン端子を通して流れるドレイン電流をモニタして、ドレイン電流が第1の閾値電流を上回るときに、MOSFETがそのオン状態に切り替えられ、およびドレイン電流が第2の閾値電流より下に落ちるときに、MOSFETがそのオフ状態に切り替えられるように、ゲート端子にゲート信号を送るように構成される電流モニタ。任意選択で、電流モニタは変流器を備える。]
[0018] ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次誘導コイルを備えた少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備えた誘導電力伝送システムを提示することが、本発明の別の目的であり、この一次誘導コイルが電気負荷に配線される少なくとも1つの二次誘導コイルと共に誘導カップルを形成するためのものであり、この二次誘導コイルが誘導電力レシーバと関連し、このドライバが、一次誘導コイル両端に駆動電圧を供給するように構成され、この駆動電圧が、誘導カップルの共振周波数と有意に異なる伝送周波数で振動する。任意選択で、このドライバは一次誘導コイルを電源に断続的に接続するためのスイッチユニットを備える。]
[0019] 好ましくは、誘導電圧が周波数とおよそ線形に変化する範囲内に、伝送周波数が位置する。任意選択で、ドライバはフィードバック信号に応答して伝送周波数を調整するように構成される。]
[0020] 任意選択で、誘導電力アウトレットは、第1の信号および第2の信号を検出するように構成される信号検出器を備え、およびドライバは、第1の信号が検出器によって検出されるときに、伝送周波数を増加させ、および、第2の信号が検出器によって検出されるときに、伝送周波数を減少させるように構成される。フィードバック信号は、電気負荷の動作上のパラメータに関連するデータを全体として運ぶ。動作上のパラメータは、以下を備える群から選択される:電気負荷の必要動作電圧、電気負荷の必要動作電流、電気負荷の必要動作温度、電気負荷の必要動作電力、電気負荷の測定された動作電圧、電気負荷の測定された動作電流、電気負荷の測定された動作温度、電気負荷の測定された動作電力、一次誘導コイルに供給される電力、二次誘導コイルによって受け取られる電力、およびユーザ識別コード。任意選択で、検出器は光学式検出器、無線受信機、オーディオ検出器および電圧ピーク検出器を備えたリストから選ばれる。]
[0021] 好ましくは、ドライバは一次コイルを横切る一次電圧の振幅をモニタするための電圧モニタを更に備える。任意選択で、電圧モニタは一次電圧の有意な増加を検出するように構成される。]
[0022] 好適な実施態様において、駆動電圧が誘導カップルの共振周波数より高い伝送周波数で振動し、一次誘導コイルが、一次コイルを横切る一次電圧の振幅をモニタするための電圧モニタを備えた受付回路に更に配線され、および、二次誘導コイルが、少なくとも1つの電気素子を二次誘導コイルに接続するための伝送回路に更に配線され、それによって、制御信号が伝送回路から受付回路まで転送されることができるように共振周波数を増加させる。任意選択で、二次誘導コイルがブリッジ整流器の2つの入力に配線され、および、電気負荷がブリッジ整流器の2つの出力に配線され、伝送回路が、ブリッジ整流器の1つの入力およびブリッジ整流器の1つの出力に配線される。一般的に、伝送回路は変調された信号を作り出すために入力信号によってビットレート信号を変調するためのモジュレータおよび電気素子を変調された信号に従って二次誘導コイルに断続的に接続するためのスイッチを更に備える。任意選択で、電圧モニタが出力信号を生成するために、ビットレート信号と一次電圧の振幅を相互相関させるための相関器を更に備える。]
[0023] 特定の実施態様において、制御信号が、誘導電力カップリングを横切る電力伝送を調節するために、二次誘導コイルから一次誘導コイルまでフィードバック信号を転送するためにある。ドライバは、フィードバック信号に応答して伝送周波数を調整するように構成されることができる。一般的に、システムは第1の信号および第2の信号を転送するように構成され、およびドライバは第1の信号がレシーバによって受信されるときに伝送周波数を増加させ、および、第2の信号がレシーバによって受信されるときに、伝送周波数を減少させるように構成される。]
[0024] 以下を備えた誘導電力アダプタを提示することが本発明のなお更なる一目的である:誘導電力アウトレットから電力を受け取るための少なくとも1つの誘導電力レシーバ、電力レシーバを少なくとも1つの電気装置に導電的に接続するための少なくとも1つの電力コネクタ、および、このアダプタを取り扱うためのグリップであって、電力レシーバが動作中であるときにユーザが損傷を伴わずにアダプタを取り扱うことができるように電力レシーバから熱的に絶縁される、グリップ。任意選択で、アダプタがプリント回路基板を更に備える。]
[0025] 一般的に、電力レシーバは50Wより上のレートで電力を供給するためにある。好ましくは、アダプタはその中に発生される熱を放散させるための冷却装置を備える。任意選択で、冷却装置は、電力レシーバによって加熱される熱気が空気吹出し口を通してアダプタから流れ出て、および、外側からの冷気が空気吸込み口を通してアダプタに吸い込まれるように、電力レシーバより上にある少なくとも1つの空気吹出し口および電力レシーバより下にある少なくとも1つの空気吸込み口を備える。]
[0026] 好ましくは、アダプタは電力レシーバによって発生される熱を放散させるための少なくとも1つのヒートシンクを更に備える。任意選択で、ヒートシンクは金属ディスクである。一般的に、ヒートシンクはアダプタのケーシングの内径より小さく、それによって空気がヒートシンクとケーシングの間で循環することができる。]
[0027] 誘導電力アウトレットがそれに対して誘導的に結合される電気負荷の非存在下で電力を伝送するのを防止するための伝送ガードを提示することが、本発明の更なる一目的であり、この誘導電力アウトレットは、電気負荷に配線される二次コイルと誘導的に結合するための、電源に接続可能な少なくとも1つの一次コイルを備え、この伝送ガードは、一次コイルが伝送キーの非存在下で電源に接続するのを防止するための少なくとも1つの伝送ロックを備える。]
[0028] 任意選択で、伝送ロックが少なくとも1つのマグネチックスイッチを備え、および、伝送キーが二次コイルと関連する少なくとも1つの磁性素子を備える。一般的に、伝送ロックは、磁性素子のマッチ構成によって起動されるときにだけ、一次コイルを電源に接続するように構成されるマグネチックスイッチのアレイを備える。任意選択で、マグネチックスイッチは磁気センサを備える。]
[0029] 代わりとして、伝送ガードが、解除信号を発するための少なくとも1つのエミッタおよび解除信号を検出するための少なくとも1つの検出器を備え、二次コイルが一次コイルとの位置合わせにもたらされる時、解除信号が、エミッタから検出器まで導かれるように、少なくとも1つのエミッタと少なくとも1つの検出器との間を橋絡するための二次コイルと関連する少なくとも1つのブリッジを、伝送キーが備える。任意選択で、解除信号が光学信号であり、および、ブリッジが少なくとも1つの光学導波管を備える。代わりとして、解除信号が磁気信号であり、および、ブリッジが磁束ガイドを備える。他の実施態様において、伝送キーが二次コイルと関連するエミッタによって発される解除信号を備える。解除信号は光学信号であってもよく、および、この光学信号は伝送ロックを解除するように構成される光学式検出器によって受信される赤外パルスであってもよい。代わりとして、解除信号は磁気信号である。伝送ガードのいくつかの実施態様においてエミッタは、二次コイルである。]
[0030] 任意選択で、伝送ガードは、二次コイルが一次コイルに位置合わせされるときに、電力パルスが二次コイルへ伝送され、および、伝送キーが電力パルスによって起動されるように、一次コイルによって伝送される低出力電力パルスを備える。好ましくは、第1の伝送ロックが二次コイルの有望な存在を示唆する第1の伝送キーによって解除され、および、第2の伝送ロックが二次コイルの存在を確認する第2の伝送キーによって解除される。第1の伝送ロックが一次コイルから伝送される電力パルスを開始し、および第2の伝送キーが二次コイルによって受け取られるこの電力パルスによって起動されることができる。磁性素子が、フェライト磁束誘導コアを備えることができる。さまざまに、解除信号は機械信号、オーディオ信号、超音波信号およびマイクロ波を備える群から選択される。以下を別々に提示することもまた、一目的である:伝送ガードに用いられる伝送キー、請求項40の伝送ガードに用いられる伝送ロックおよび伝送ガードによって保護される誘導電力アウトレット。]
[0031] 誘導電力アウトレットから電力を受け取るための少なくとも1つの誘導電力レシーバと、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備えた誘導電力アウトレットと、を備えた誘導電力伝送システムを提示することが、本発明のさらに別の目的であり、および、この誘導電力レシーバが一次インダクタとの結合のための少なくとも1つの二次インダクタを備え、この二次インダクタが電気負荷に電力を供給するためのものであり、この誘導電力伝送システムが一次インダクタから二次インダクタまで磁束を導くための少なくとも1つの磁束ガイドを備え、この磁束ガイドが、非晶質強磁性材料を備える。任意選択で、非晶質強磁性材料は30ミクロン未満の厚さを有する。一般的に、非晶質強磁性材料は2つの重合体層にはさまれる。好ましくは、磁束ガイドは電気的絶縁材料によって分離される複数の層の非晶質強磁性材料を備える。]
[0032] いくつかの実施態様において、磁束ガイドは非晶質強磁性材料のウエハを備える。好ましくは、ウエハは渦電流のビルドアップを減少させるために少なくとも部分的に分割される。任意選択で、ウエハは円形で、少なくとも1つの直径に沿って延伸する割れ目を有している。特定の実施態様において、ウエハは非晶質強磁性材料のシートから切断される。代わりとして、磁束ガイドは非晶質強磁性材料のマイクロワイヤを備える。任意選択で、マイクロワイヤは布を形成する。]
[0033] 少なくとも1つの誘導電力レシーバに誘導的に電力を伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備えた誘導電力伝送システムを提示することが、本発明の特定の一目的であり、この誘導電力アウトレットがドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備え、および、この誘導電力レシーバが一次インダクタとの結合のための少なくとも1つの二次インダクタを備え、この二次インダクタが電気負荷に電力を供給するためのものであり、この誘導電力伝送システムが以下を備える群から選択される最適化構成要素の少なくとも1つを備える:
■電子スイッチのカソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される少なくとも1つの電子スイッチを備えた低熱損失全波整流器、
■電源と一次インダクタとの間に接続されるドライバであって、このドライバが、一次誘導コイル両端に駆動電圧を供給するように構成され、この駆動電圧が一次インダクタおよび二次インダクタによって形成される誘導カップルの共振周波数と有意に異なる伝送周波数で振動する、ドライバ、
■電力レシーバを取り扱うためのグリップを備えた誘導電力アダプタであって、電力レシーバが動作中であるときに、ユーザが損傷なしでアダプタを取り扱うことができるように、グリップが電力レシーバから熱的に絶縁される、アダプタ、
■誘導電力アウトレットがそれに対して誘導的に結合される電気負荷の非存在下で電力を伝送するのを防止するための伝送ガードであって、一次コイルが伝送キーの非存在下で電源に接続するのを防止するための少なくとも1つの伝送ロックを備えた伝送ガード、および、
■一次インダクタから二次インダクタまで磁束を導くための磁束ガイドであって、磁束ガイドが、非晶質強磁性材料を備える、ガイド。]
[0034] 更なる実施態様において、誘導電力伝送システムは上にリストされた最適化構成要素の少なくとも2つを備える。好ましくは、誘導電力伝送システムは最適化構成要素の少なくとも3つを備える。]
図面の簡単な説明

[0035] 本発明のより良い理解のために、および、それがどのように実行に移されるかについて示すために、単に一例として添付の図面に対して、参照が次になされる。]
[0036] 次に詳細に図面に対する特定の参照によって、強調されるのは、示される詳細は、例として、および、本発明の好適な実施態様に関する例証となる議論のためだけにあり、ならびに、本発明の原理および概念上の態様の最も役立って容易に理解される記述であると信じられることを提供するために提示されることである。この点に関しては、本発明の基本理解のために必要であるより、より詳細に本発明の構造細部を示すために何の試みもなされず、本発明のいくつかの形態が実際問題としてどのように具体化されることができるかを当業者に明らかにする図面とともに記述がなされる。添付の図面において:]
[0037] 本発明の例示的な実施態様に従う誘導電力伝送システムを示す模式図である。
図1aの誘導電力伝送システムに用いられる誘導電力レシーバを示す模式図である。
本発明の例示的な実施態様に従う誘導電力伝送システムの主構成要素のブロック図描写である。
本発明の別の実施態様に従う誘導電力アウトレットのための伝送ガードの主構成要素を示すブロック図である。
伝送ロックが磁気キーによって解除される本発明の更なる一実施態様に従う例示的な伝送ガードによって保護される誘導電力アウトレットの概略図である。
伝送ロックが受動光学伝送キーによって解除可能な本発明の別の実施態様に従う伝送ガードの概略図である。
伝送ロックが受動光学伝送キーによって解除可能な本発明の別の実施態様に従う伝送ガードの概略図である。
伝送ロックが受動光学伝送キーによって解除可能な本発明の別の実施態様に従う伝送ガードの概略図である。
伝送ロックが能動光学伝送キーによって解除可能な本発明の更なる一実施態様に従う伝送ガードの概略図である。
従来技術の全波ダイオードブリッジ整流器の回路図である。
従来技術の電力MOSFETの図である。
図3のダイオードブリッジのダイオードのうちの2つが電子スイッチによって置換された第1の同期全波整流器のブロック図である。
図3のダイオードブリッジの全ての4つのダイオードが電子スイッチによって置換された本発明の例示的な一実施態様に従う第2の同期全波整流器のブロック図である。
そのドレイン端子を通して流れる電流からゲート信号を引き出す電流起動電力MOSFETを示す模式図である。
正弦波入力電圧の単一サイクルにわたる、図4cのMOSFETのドレイン電流および状態の変化のグラフ図である。
本発明の別の実施態様に従う同期全波MOSFETブリッジ整流器を示す回路図である。
本発明の更なる一実施態様に従う誘導パワーアダプタ経由で誘導電力アウトレットによって電力を供給されるコンピュータの模式図を示す。
本発明の例示的な一実施態様に従う誘導電力アダプタの等角投影図である。
例示的な実施態様の電力レシーバの内部構成要素を示す分解図である。
例示的な実施態様の電力レシーバの側面断面図である。
本発明の別の実施態様に従う磁束ガイドを有する誘導電力レシーバの分解図である。
図5eの誘導電力レシーバの等角図である。
フィードバック信号経路を備えた誘導電力伝送システムの主要な要素を示すブロック図である。
動作上の電圧の振幅が周波数に従ってどのように変化するかについて示すグラフである。
ラップトップコンピュータが誘導電力アウトレットから電力を引き出していることを示す模式図である。
誘導電力伝送システムで電力伝送周波数を変化させることによって電力伝送を調節するための方法を示す流れ図である。
送電電圧の大きい増加を検出するためのピーク検出器を含む誘導電力伝送システムの回路図である。
本発明の別の実施態様に従う誘導性帰還通路を備えた誘導電力伝送システムの主要な要素を示すブロック図である。
誘導電力伝送システムの動作上の電圧の振幅がシステムの電圧伝送周波数および共振周波数に従ってどのように変化するかについて示すグラフである。
本発明の別の実施態様に従うコイル間の中断されない誘導電力伝送と並行してコイル対コイル信号伝送を与えるための誘導性帰還通路を含む誘導電力伝送システムの回路図である。および、
本発明のなお更なる一実施態様に従う誘導電力伝送システムの二次誘導コイルから一次誘導コイルまで信号を伝送するための方法を示す流れ図である。] 図1a 図4c 図5e
実施例

[0038] 参照が、次に本発明の例示的な一実施態様に従う例示的な誘導電力伝送システム100に用いられる誘導電力アウトレット200および誘導電力レシーバ300を示す図1aおよび1bになされる。] 図1a
[0039] 誘導電力アウトレット200は、プラットフォーム202内に組み込まれる4つの一次インダクタ220a−dから成る。誘導電力レシーバ300は、携帯電話342を収容するためのケース302内に組み込まれる二次インダクタ320を含む。携帯電話342がケース302内に配置されるときに、電力コネクタ304が携帯電話342と二次インダクタ320を電気的に接続する。図1aに示すように、二次インダクタ320が一次インダクタ220bと誘導的に結合するように、誘導電力レシーバ300が一次インダクタ220bの1つとの位置合わせでプラットフォーム202に配置されることができる。] 図1a
[0040] 次に誘導伝送システム100の主構成要素を表すブロック図を示す図1cを参照して、さまざまな特徴が誘導カップルを横切る電力伝送を改善するために含まれる。] 図1c
[0041] 誘導電力アウトレット200は、ドライバ230経由で電源240に配線される一次インダクタ220を含む。ドライバ230は一般的に一次インダクタ220に振動電位を供給するための、例えばスイッチユニットのような電子部品を含む。一次インダクタ220を横切る振動電位が、その近傍に振動磁界を生成する。]
[0042] 誘導電力レシーバ300は、一般的に整流器330経由で、電気負荷340に配線される二次インダクタ320を含む。二次インダクタ320は、作動中の一次インダクタ220の振動磁界内に配置されるときに、二次電圧が二次インダクタ320両端に誘発されるように構成される。二次電圧は、電気負荷340に電力を供給するのに用いられることができる。二次インダクタ320両端に誘発された二次電圧が交流(AC)を発生する点に注意されたい。電気負荷340が、電気化学セルを充電するためのような直流(DC)を必要とするところで、整流器330がACをDCに変換するために設けられる。]
[0043] 非実用的であるか商業的に発展できないと判明した従来技術誘導電力伝送システムと対照的に、本発明の実施態様は誘導電力アウトレット200から誘導電力レシーバ300まで電力伝送の効率を向上させるための更なる要素を含む。例えば、本発明の好ましい実施態様は信号伝送システム400、位置合わせ機構500および磁束ガイド600を含む。]
[0044] 信号伝送システム400は、誘導電力レシーバ300と誘導電力アウトレット200との間で信号を伝えるための通路を設ける。信号伝送システム400は、誘導電力レシーバ300と関連する信号エミッタ420および誘導電力アウトレット200と関連する信号検出器440を含む。信号はとりわけ、電力レシーバ300の存在を確認して、電力伝送を調節することのような、または必要電力伝送パラメータを伝送するための、種々の機能を実行することができる。後者は、多数の電力レベルで機能するように構成されるシステムで特に役立つ。適切な検出器と組み合わせて光学、誘導、超音波信号エミッタ等のようなさまざまな信号伝送システムが、使われることができる。]
[0045] 位置合わせ機構500は、一次インダクタ220との二次インダクタ320の位置合わせを容易にするために設けられ、それによって誘導伝送システム100の効率を向上させる。ユーザが直接一次インダクタ220を見ることが可能な所で、二次インダクタ320は直接の目視観察によって位置合わせされることができる。しかしながら、一次インダクタ220が不透明な表面の背後に隠される所で、代替位置合わせ機構500が必要かもしれない。例えば、この種の位置合わせ機構500は触知できる、視覚のおよび/または聞き取れる徴候を含むことができる。]
[0046] 磁束ガイド600は、一次インダクタ220から二次インダクタ320に磁束を導いて、特に近傍で金属または他の導電材料への、誘導電力伝送システム100からの漏れ磁束を防ぐために設けられる。]
[0047] 従来技術誘導電力伝送システムは、一般的に電気装置に無線で電力を供給するのに効率が悪いかまたは非実用的であった。結果として、追跡ワイヤを減少させるために長く感じられた必要性にもかかわらず、誘導電力伝送の使用は一般に電池の充電のような低電力用途に限られていた。実際的であるために、誘導電力伝送システムは効率的で、安全で控え目でなければならず、好ましくは、小さな寸法を有して、軽量である。以下に記載されているように、本発明の実施態様はこれらの要求条件に答える誘導電力伝送システムを提供する方向を目指す。]
[0048] 本発明の特定の態様は、以下を含む:
■誘導電力アウトレット200が誘導電力レシーバ300の非存在下で電力を伝送するのを防止するための伝送ガード。
■ダイオードからの熱損失を減少させるための電子スイッチを使用するAC−DC整流器330。
■ユーザが気持ちよく、かつ、安全に誘導電力レシーバ300を取り扱うことができるように、熱放散システムを有する誘導電力レシーバ300。
■薄い材料から作られる磁束ガイド600、および、それが一次インダクタ220と二次インダクタ320との間の鎖交磁束を改善するように、同じく周囲への漏れ磁束を防ぐように構成される。
■誘導カップルの共振周波数と実質的に異なる伝送周波数で振動する駆動電圧を発生させるように構成されて、使用可能なドライバ230。]
[0049] 上記した態様のどれもが、従来技術に対して単独で有意な改善を示す。しかしながら、特に、任意の誘導電力伝送システム100が電気装置に電力を供給するために実際的であるために、それが共に上記した特徴のうちの少なくとも2つ以上を組み込むことを必要とする点に注意されたい。これらの特徴を組み込む本発明の実施態様のより詳細な説明が、下記で与えられる。
伝送ガード]
[0050] ここで、本発明の別の実施態様に従って、誘導電力アウトレット2200が電気負荷2340に接続される二次ユニット2300の非存在下で電力を伝送するのを防止するための伝送ガード2100を表すブロック図を示す図2aに対して、参照がなされる。] 図2a
[0051] 誘導電力アウトレット2200は、電気負荷2340に配線される二次コイル2320と誘導的に結合するための、電源2240に配線される一次コイル2220から成る。一次コイル2220は、一次コイル2220を駆動するのに必要なエレクトロニクスを供給するドライバ2230経由で電源2240に配線される。駆動エレクトロニクスは、例えば、高周波振動電源を供給するスイッチユニットを含むことができる。電力アウトレット2200が複数の一次コイル2220から成る所で、ドライバ2230が加えて、どの一次コイル2220が駆動されるべきかを選択するためのセレクタから成ることができる。]
[0052] 伝送ガード2100が電源2240と一次コイル2220との間で直列に接続される伝送ロック2120から成って設けられることは、本発明の本実施態様の特定の一特徴である。伝送ロック2120は、それが伝送キー2140によって解除されない限り、一次コイル2220が電源2240に接続するのを防止するように構成される。伝送キー2140は、二次ユニット2300と関連していて、二次コイル2320が一次コイル2220に位置合わせされることを示唆する役目をする。]
[0053] 図2bを参照して、本発明の別の実施態様に従う例示的な磁気伝送ガード2100によって保護される誘導電力アウトレット2200の概略図が示される。認証された二次ユニット2300がそれに対して位置合わせされるときに、電力は保護された電力アウトレット2200によってだけ供給されることができる。] 図2b
[0054] 保護された電力アウトレット2200は、一次コイル2220とドライバ2230との間で電気的に直列に接続されるマグネチックスイッチ2122のアレイからなる磁気伝送ロック2120を含む。磁性素子2142のアレイからなる磁気伝送キー2140が、認証された二次ユニット2300内に設けられる。]
[0055] 伝送キー2140内の磁性素子2142の構成は、伝送ロック2120内のマグネチックスイッチ2122の構成にマッチするように選ばれる。認証された二次ユニット2300は、伝送ロック2120と伝送キー2140および一次コイル2220と二次コイル2320の両方を位置合わせすることによって保護された誘導アウトレット2200と位置合わせされることができる。一旦正確に位置合わせされると、伝送ロック2120内の全てのマグネチックスイッチ2122が閉じられ、および、ドライバ2230がそれによって一次コイル2220に接続される。]
[0056] マグネチックスイッチ2122のさまざまな例は、例えばリードスイッチ、ホール効果センサ、その他同様を含む従来技術で公知である。この種のマグネチックスイッチ2122は、例えば永久磁石のN極もしくはS極または電磁コイルのような任意の磁性素子2142に感度が高くてもよい。ホール効果センサが所定の強度の磁界を検出するように構成されることができる点に更に注意されたい。]
[0057] 特定の実施態様によれば、磁気伝送キー2140は二次ユニット2300内に組み込まれる永久磁石および強磁性素子から成ることができる。このタイプの伝送キーによって生成される磁界の特性は、永久磁性物質の強度および位置、同じく強磁性素子の寸法および特性に依存する。磁気伝送ロック2120は、例えばユニポーラホールスイッチのような、マグネチックスイッチのアレイから成ることができ、それが、永久磁石および強磁性素子の特定の組合せによって起動されるときにだけ、それらが一次コイル2220をドライバ2230に接続するように、戦略的に配置されて、位置を定められる。]
[0058] 永久磁石が一次コイル2220に対する二次コイル2320の位置合わせで補助するように共通に設けられることができる点に注意される。強磁性素子もまた、一次コイル2220から二次コイル2320まで磁束誘導を与えるために二次ユニット2300内に共通に含まれることができる。磁気伝送ロック2120は、したがって、これらの構成要素に感度が高いようにされることができる。実際に、さまざまな二次ユニットを検出して、検出された二次ユニットに従い複数の一次コイル2220を選択的に接続するように構成される単一の磁気伝送ロック2120が、設けられることができる。]
[0059] 図2aに戻って参照して、伝送ガード2100の他の実施態様によれば、解除信号SRが検出器2124によって受信されるときに、解除されることができる伝送ロック2120によって、電力アウトレット2200が保護されることができる。解除信号SRは伝送キー2140によって能動的に発されることができるか、または、代わりとして伝送キーが検出器2124の方へ解除信号を受動的に導くことができる。] 図2a
[0060] 本発明の更なる一実施態様に従う光伝送−ガード2100を表す図2c−e内に、受動的な伝送キー2140の一例が示される。] 図2c
[0061] 伝送ガード2100は、誘導電力アウトレット2200’内に組み込まれる能動光伝送−ロック2120’、および、二次ユニット2300内に組み込まれる受動光伝送−キー2140’から成る。]
[0062] 図2cを特に参照して、光伝送−ロック2120’はスイッチ2122’、フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器等のような光学式検出器2124’、および発光ダイオード(LED)のような光学エミッタ2126’を含む。スイッチ2122’は常時開であるが、解除信号SRが光学式検出器2124’によって受信されると、閉じるように構成され、それによって一次コイル2220をドライバ2230に接続する。光学エミッタ2126’は、光学式検出器2124’によって直接検出可能でない光学解除信号SRを発するように構成される。] 図2c
[0063] 次に図2dを参照して、光伝送−キー2140’は光学導波管、光ファイバ、反射器等のようなブリッジング素子2142’を含む。ブリッジング素子2142’は、二次コイル2320が一次コイル2220と位置合わせされるとき、光学解除信号SRを光学エミッタ2126’から光学式検出器2126’の方へ導くように構成される。] 図2d
[0064] 二次ユニット2300が誘導電力アウトレット2200と正しく位置合わせされるときに、図2eに示すように、二次コイル2320が一次コイル2220’と位置合わせし、および、受動光伝送−キー2140’が光伝送−ロック2120’と位置合わせする。光学解除信号SRがしたがって、光学式検出器2126’によって検出され、および、スイッチ2122’が一次コイル2220をドライバ2230に接続するように閉じられる。] 図2e
[0065] 多くの材料が赤外光に部分的に半透明である点に注意されたい。見いだされたことは、LEDなどからの比較的低強度の赤外線信号が、プラスチック、ボール紙、フォーマイカまたは紙シートのような数百ミクロンの一般の材料を、フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器等のような、光学式検出器2124’が0.1mmないし2mmのこの種の材料のシートの背後で、信号を受信して処理することができるのに充分な程度に、透過することである。例えば、0.8mmフォーマイカシートの背後から、24度にわたって850nmで送信するAvago HSDL−4420のLEDからの信号が、Everlight PD15−22C−TR8NPNフォトダイオードによって検出されることができる。信号通信目的のために、高度な減衰が許容されることができ、および、小さな割合だけの通過率、例えば、送信された信号の強さの0.1%が充分であることができる。]
[0066] 光伝送−キー2140’が上記されているとはいえ、他の受動伝送キーが他のタイプの解除信号を導くように構成されるブリッジング素子を組み込むことができることは理解されよう。例えば、強磁性ブリッジが磁性素子からホール効果センサ等のような磁気検出器まで磁気解除信号を送信するために組み込まれることができる。この種の場合の磁気エミッタは、一次コイル自体であってもよい。]
[0067] 代わりとして、オーディオ信号が、高密度素子または例えばマイクロ波導波管に沿って低消費電力マイクロ波を通して導かれることができる。]
[0068] 能動光伝送−キー2140”の一例が、本発明の別の実施態様に従う伝送ガード2100”を表す図2f内に示される。] 図2f
[0069] この実施態様の伝送ガード2100”は、誘導電力アウトレット2200内に組み込まれる伝送ロック2120”および二次ユニット2300内に組み込まれる能動光伝送−キー2140”を含む。]
[0070] 能動光伝送−キー2140”は光学解除信号SRを発するように構成される光学エミッタ2142”を含み、および、伝送ロック2120”はスイッチ2122”および光学式検出器2124”を含む。伝送ロック2120”は、スイッチ2122”を閉じるように構成され、それによって光学式検出器2124”が、解除信号SRを受信すると一次コイル2220をドライバ2230に接続する。]
[0071] 二次ユニット2300が誘導電力アウトレット2200と位置合わせされるときに、伝送キー2140”は伝送ロック2120”の光学式検出器2124”によって受信される光学解除信号SRを発し、および、これがスイッチ2122”を閉じる。したがって、誘導電力アウトレット2200”が二次コイル2320に電力を伝送することが可能になる。]
[0072] 理解されるであろうことは、解除信号SRは一意の識別子を与えるようにコード化されることができることである。コード化が、周波数、パルス周波数、振幅等の変調によるものであってもよい。例えば認証用の二次ユニットのタイプまたは素性を識別するために、コードが使われることができる。他のデータが、加えて、解除信号内にコード化されることができる。このデータは、必要電力伝送パラメータ、課金情報または電力アウトレットの使用と関連する他の情報を含むことができる。]
[0073] 光学能動伝送キー2140”が上記されているとはいえ理解されるであろうことは、他の能動伝送キーが他のタイプの解除信号を発することができることである。例えば、二次コイル2320が伝送ロック内に組み込まれる磁気検出器に磁気解除信号を送信するのに用いられることができる。これは、ホール効果センサ等または一次コイル2220自体でさえでありえる。]
[0074] 能動的に解除信号を発するために伝送キーは、一般的に電源を必要とする。場合によっては、特に二次ユニットが携帯可能な電気装置に組み込まれる所で、電力は二次ユニットの内部電池によって供給されることができる。代わりとして、電力は一次コイルから二次コイルに伝送される電力パルスから引き出されることができる。]
[0075] 本発明の特定の実施態様において、誘導電力アウトレットが周期的な低エネルギー電力パルスを伝送し、例えば、数ミリ秒持続期間のパルスが、1ヘルツほどの周波数で一次コイルによって伝送されることができる。二次コイルが一次コイルの近傍に持ってこられるときに、電力が、二次コイルに伝送されることができて、能動伝送キーに電力を供給するのに用いられることができる。]
[0076] 伝送ガードの他の実施態様において、二次ユニットと関連する第1の伝送ロック(好ましくは受動伝送ロック)が、第1の伝送ロックを解除し、それによって二次コイルの有望な存在を示唆する。低エネルギー電力パルスが次いで、第2の伝送ロックを解除することができる能動的な第2の伝送キーに電力を供給するために一次コイルによって発され、それによって一次コイルをドライバに接続する。
同期整流器]
[0077] 参照が、次に従来技術の典型的全波整流器3100の回路図を示す図3aになされる。整流器は、2つの入力端子T1およびT2および2つの出力端子T3およびT4を有する。交流電流源ACinが2つの入力端子T1およびT2に配線されるときに、直流出力DCoutが整流器3100の2つの出力端子T3およびT4から引き出されることができる。] 図3a
[0078] 2個のダイオードD1およびD2がグレーツ回路の第1の枝路3110を形成し、および、残りの2個のダイオードD3およびD4がグレーツ回路の第2の枝路3120を形成するように、4個のダイオードD1−4が配置される。2個の上流ダイオードD1およびD3のアノードが第1の出力端子T3に配線され、および、2個の下流のダイオードD2およびD4のカソードが第2の出力端子T4に配線される。第1の上流ダイオードD1のカソードおよび第1の下流のダイオードD2のアノードが第1の入力端子T1に配線され、ならびに第2の上流ダイオードD3のカソードおよび第2の下流のダイオードD4のアノードが第2の入力端子T2に配線される。]
[0079] 第1の入力端子T1の極性が第2の入力端子T2に対して正であるときに、電流は第1の下流のダイオードD2を通して、および、第2の上流ダイオードD3を通して流れる。第1の入力端子T1の極性が第2の入力端子T2に対して負のときに、電流は第2の下流のダイオードD4を通して、および、第1の上流ダイオードD1を通して流れる。]
[0080] 図3a内に示されるそれのような、ダイオードブリッジ整流器が、入力の極性から独立である一定の極性の出力を生成するのに用いられる。例えば、この種のダイオードブリッジ整流器がAC/DC電力コンバータ内に使われることができる。任意選択で、出力は平滑コンデンサCによって平滑にされる。] 図3a
[0081] 理解されるであろうことは、極性の各逆転によって各ダイオードから電力が失われることである。高周波電力コンバータにおいて、入力端子T1およびT2の極性が100kHz以上の周波数で振動することができる所で、この種の電力損失がブリッジ回路およびその周囲の構成部品の有意な加熱に結びつくかもしれず、それは、信頼性の低下または故障に結びつく場合がある。]
[0082] 電力損失は、非常により低い関連電力損失を有する図3a内に示される電力MOSFETのような、電子スイッチによってダイオードを置換することによって減少させられることができる。図4aは、そのような同期全波整流器4200のブロック図であり、図3aのダイオードブリッジの第1の下流のダイオードD2および第2の下流のダイオードD4が2つの電子スイッチM2およびM4によって置換されている。] 図3a 図4a
[0083] オンおよびオフ状態の間でそれらを切替える切換え信号G2およびG4によって、電子スイッチM2およびM4が制御される。第1の入力端子T1の極性が第2の入力端子T2に対して正であるときはいつでも、電子スイッチM2を制御する切換え信号G2がオン状態へ切り替えるように同期されなければならない。第1の入力端子T1の極性が第2の入力端子T2に対して負であるときはいつでも、電子スイッチM4を制御する切換え信号G4がオン状態へ切り替えるように同期されなければならない。]
[0084] 一般的に、この同期化は第2の入力端子T2の電圧から第1の切換え信号G2を引き出して、第1の入力端子T1の電圧から第2の切換え信号G4を引き出すことによって達成される。]
[0085] 2つのダイオードがMOSFETによって置換される上記した同期全波整流器4200は、従来技術のダイオードブリッジ整流器4100と比較して最高50%だけ整流器からの電力損失を減少させることができる。電力損失の更なる減少が必要な所で、電子スイッチによって残りの2つのダイオードD1およびD3を置換することが、望ましいであろう。しかしながら、入力または出力端子間のいずれかにショートを偶然に引き起こすことなく4個の電子スイッチを同期させることは、ずっと困難である。]
[0086] 図4bは、図3aのダイオードブリッジのうちの全ての4個のダイオードD1−4が電子スイッチM1−4によって置換された第2の同期全波整流器4300のブロック図である。一定の極性の出力DCoutを供給するために、切換え信号G1−4は慎重に制御されることを必要とする。] 図3a 図4b
[0087] 第1の入力端子T1の極性が第2の入力T2の極性に対して正であるときに、第1の上流および第2の下流の電子スイッチM1およびM4はオフ状態に切り替えられなければならず、および、第1の下流および第2の上流電子スイッチM2およびM3はオン状態に切り替えられなければならない。第1の入力端子T1の極性が第2の入力端子T2の極性に対して負のときに、第1の上流および第2の下流電子スイッチM1およびM4はオン状態に切り替えられなければならず、および、第1の下流および第2の上流電子スイッチM2およびM3はオフ状態に切り替えられなければならない。]
[0088] 切換え信号G1−4の同期は、追加的な制約によって難しくなる。出力端子を横切るショートを防ぐために、共通岐路4310、4320に沿った上流および下流の電子スイッチが、決して同時にオン状態にあってはならない。実際問題として、第1の枝路4310に沿って2個の電子スイッチM1およびM2を制御する切換え信号G1およびG2の両方ともが入力端子T1およびT2の1つから各々引き出されるときに、2個のスイッチM1およびM2が周期的に両方ともそれらのオン状態にある。スイッチM1およびM2が回路の第1の枝路4310に沿って隣接するので、ショートが出力端子T3とT4との間に形成される。残りの2個の電子スイッチM3およびM4を制御する切換え信号G3およびG4が入力端子T1およびT2の1つから各々引き出されるときに、同様のショートが第2の枝路4320に沿って起こるかもしれない。]
[0089] 本発明の好ましい実施態様によれば、上流スイッチM1およびM3用の切換え信号G1およびG3が独立に制御される間、下流の電子スイッチM2およびM4用の切換え信号G2およびG4だけが入力端子T1およびT2での電圧から直接に引き出される。好ましくは、切換え信号G1およびG3はそれぞれスイッチM1およびM3のカソード電流の変化に応答する。]
[0090] 図4cは例示的な電流起動同期整流器4330を示し、それはブリッジ同期整流器4300に組み込まれる電子スイッチMとして役立つことができる。電流起動同期整流器4330は、図3b内に示されるそれのような、電力MOSFET4130および電流モニタ4332を含む。電流モニタ4332は電力MOSFET 4130のドレイン端子4136に配線されて、ドレイン電流Idが所定の閾値Ithを上回るときに、電力MOSFETのゲート端子4138に電流ベースのゲート信号G1を送信するように構成される。上記例では電流起動同期整流器4330がnチャネルMOSFET 4130を含むとはいえ、理解されるであろうことは、他の実施態様では、電流起動同期整流器がpチャネルMOSFETを組み込むことができるということである。] 図3b 図4c
[0091] 電流起動同期整流器4330の機能を理解するために正弦波交流電圧が電流起動同期整流器4330のカソード4334およびアノード4336端子両端に接続される場合を考慮する。図4dは、1)カソード4334からアノード4336までの電圧降下Vd、2)ドレイン電流Id、および、3)1つの電圧サイクル中のMOSFET状態の、変化を示す3つのグラフを示す。
■正弦波サイクルの前半に対してカソード4334とアノード4336との間の電圧降下Vdは負であり、したがって、カソード4334の極性はアノード4336に対して負である。従って、ドレイン端子4136を通して何の電流も流れず、および、MOSFETはオフ状態にとどまる。
■正弦波サイクルの後半の初めで、カソード4334とアノード4336との間の電圧降下Vdは、ゼロより上に増加する。カソード4334の極性は、アノード4336に対して正になり、それで、小さなドレイン電流Idがダイオード4132を通して流れ始める。この電流は、電流モニタ4332で測定される。
■サイクルの第3クォーター中に、カソード4334とアノード4336との間の電圧降下Vdは、上がり続ける。電流モニタ4332は、増加するドレイン電流Idを測定する。
■ドレイン電流Idが所定の閾値Ithを上回るときに、電流ベースのゲート信号G1がオン状態へ切り替えるようにMOSFET 4130を誘発する。
■MOSFET 4130がオン状態にある限り、電子スイッチ4131のオーム導電性経路を通して電流が流れる。従って、ドレイン電流Idは電圧降下Vdに比例して変化する。
■サイクルの最終クォーター中に、カソード4334とアノード4336との間の電圧降下Vdは、減少する。電流モニタ4332は、減少するドレイン電流Idを測定する。
■ドレイン電流が所定の閾値Ithより下に落ちるときに、電流ベースのゲート信号Giがオフ状態へ切り替えるようにMOSFET 4130を誘発する。] 図4d
[0092] 図4eは、本発明の更なる一実施態様に従う誘導電力レシーバ内に組み込まれる同期全波ブリッジ整流器4400を表す回路図である。電子スイッチM1−4は全てMOSFETトランスであり、3個の端子:ソース端子、ドレイン端子およびゲート端子を有する。上流MOSFET M1およびM3は両方ともnチャネルMOSFETであり、および、それらのソース端子は整流器の第1の出力端子T3に両方とも配線される。下流のMOSFET M2およびM4は両方ともpチャネルMOSFETであり、および、それらのソース端子は整流器の第2の出力端子T4に両方とも配線される。第1の上流MOSFET M1および第1の下流のMOSFET M2のドレイン端子は整流器の第1の入力端子T1に両方とも配線され、および、第2の上流のMOSFET M3および第2の下流のMOSFET M4のドレイン端子は整流器の第2の入力端子T3に両方とも配線される。] 図4e
[0093] 入力端子T1およびT2は、一次コイル(図示せず)に誘導的に結合される電力変圧器の二次コイルL2に配線される。二次コイルL2は、2個の入力端子T1およびT2に交流入力電流を供給する。]
[0094] 下流のMOSFETM2およびM4のゲート端子は、それぞれ平滑回路4420、4440経由で入力端子T2およびT1に配線される。切換え信号G2およびG4は、したがって、互いに位相外れにある。]
[0095] 上流MOSFETM1およびM3のゲート端子は、それら自体のドレイン電流Id1およびId3によって駆動される切換え信号G1およびG3を受信する。第1の上流MOSFET M1のドレイン電流Id1が、第1の変流器4410によってモニタされ、一次電流モニタコイルCT1Pが二次電流モニタCT2sに電流信号を転送し、その出力が整流化されて、信号を第一出力端OUT1から出力する前に信号を増幅するドライバ4450の第1の入力IN1に中継される。ドライバからのこの第1の出力信号は次いで、ドレイン電流Id1が閾値を上回る時、MOSFET M1がそれ自体をオン状態に切り替えるように第1の上流MOSFET M1にフィードバックされる。これは、交流入力ACinと同じ周波数で切換え信号G1を生成する。]
[0096] 同様に、第2の上流MOSFETM2のドレイン電流Id3が第2の変流器4430によってモニタされ、一次電流モニタコイルCT2Pが二次電流モニタCT2Sに電流信号を転送し、その出力が、整流化されて、信号を第2の出力端OUT2から出力する前に信号を増幅するドライバ4450の第2の入力IN2に中継される。ドライバからのこの第2の出力信号は次いで、ドレイン電流Id2が閾値を上回る時、MOSFET M3がそれ自体をオン状態に切り替えるように第2の上流MOSFET M3にフィードバックされる。これは、交流入力ACinと同じ周波数で切換え信号G3を生成する。]
[0097] 上の例において、変流器4410、4430がドレイン電流Id1、Id2をモニタするのに用いられるとはいえ、代替実施態様において電流計、検流計、ホール効果センサ等のような他の電流モニタが、好まれることができる。
誘導電力レシーバ内の熱放散]
[0098] 参照が、次に、本発明の更なる一実施態様に従って、誘導電力アダプタ5100経由で誘導電力アウトレット5200から電力を引き出すラップトップコンピュータ5300を示す図5aになされる。アダプタは、それが動作中である間、それがユーザによって安全に取り扱われることができるように構成される。] 図5a
[0099] 電力アダプタ5100は、ケーシング5160内に収納される誘導レシーバ5120およびコンピュータ5300のような電気装置に接続するための電力コネクタ5140を含む。誘導レシーバ5120は、電力アウトレット5200内の一次インダクタ5220と結合するように構成される二次インダクタ5122を含む。一般的に、一次インダクタ5220はドライバ5230経由で電源5240に配線される。ドライバ5230は、一次誘導コイル5220に振動駆動電圧を供給する。]
[0100] 好ましくは、位置合わせ機構(図示せず)が一次コア5220に二次インダクタ5122を位置合わせするために設けられる。位置合わせ機構は、電力アダプタ5100内の二次磁性素子をひっかけるおよび/または係合するように構成される誘導アウトレット内の一次磁性素子から成ることができる。]
[0101] 理解されるであろうことは、電力コンバータの電気構成部品が熱を発生させることである。特に例えば50Wまたは100Wより上の高出力で動作するシステムにおいて、誘導レシーバ5120内に発生される熱に伴う複数の問題がある。熱は、総合効率を減少させる可能性があって、さらに構成部品の信頼性を低下させるかもしれない高温を生じる。多くの設計努力がこの課題を克服するのに一般的に必要であり、および、システムの寸法のような他の因子が結果として危うくされるかもしれない。]
[0102] 実際問題として、高温で機能する電力アダプタ5100の電気構成部品が、選択される。しかしながら、それがユーザによって取り扱われるべき必要条件によって、ケーシング5160の最大温度は更に抑えられる。ケーシング5160が摂氏50度ほどより上の高温に達する場合、ユーザはアダプタを取り扱うことを不快と見いだすかもしれず、損傷の危険にさらされさえするかもしれない。ユーザが気持ちよくかつ安全にアダプタ5100を取り扱うことができるために、手グリップ5162から離れるように熱を導くための熱放散システムが本発明の特定の一特徴である。]
[0103] 熱放散システムは、本発明の別の実施態様に従う例示的な誘導電力アダプタ5100を示す図5b−dを参照してよりよく理解されることができる。電力アダプタ5100の同じ実施態様を通して、図5bは等角投影を示し、図5cが分解図を示し、および、図5dが断面図を示す。] 図5b 図5c
[0104] 例示的な電力アダプタ5100は、誘導レシーバ5120および下部ケーシング5160Lと上部ケーシング5160Uとの間に収容されるヒートシンク5130、および、収納のために手グリップ5162周辺に巻回されることができる電力コネクタ5140を含む。]
[0105] 誘導電力レシーバ5120は、二次誘導コイル5122、強磁性ディスク5124およびプリント回路基板(PCB)5126から成る。例示的な実施態様のヒートシンク5130は、誘導レシーバ5120と上部ケーシング5160Uにはさまれる金属ディスクから成る。強磁性ディスク5124は、二次誘導コイル5122と誘導電力アウトレット5200の一次誘導コイル5220(図1)との間の誘導結合を改善するために磁束誘導コアとして役立つことができる。]
[0106] 電力アダプタ5100が動作中のときに、熱が誘導レシーバ5120の複数の構成部品によって発生する。交流が、二次誘導コイル5122内に誘発され、したがってコイルワイヤをヒートアップする。さらに、ホットスポットが、整流器、ダイオード、MOSFET、電力レギュレータ、LDO、フィードバック伝送器等のような、PCB 5126上に一般的に設けられる特定の電気構成部品周辺で、一般的に生成される。]
[0107] ヒートシンク5130は、一般的に誘導レシーバ5120周辺でより均一に熱を分散する役目をするアルミニウム、銅等のような熱伝導材料である。好ましくは、熱バイアがPCB 5126を通して設けられ、および、熱グリースまたは類似した作用物がヒートシンク5130、PCB 5126、強磁性ディスク5124と二次コイル5122との間の熱接触を改善するのに用いられる。]
[0108] 空気吹出し口5132が、上部ケーシングの5160U最上部5161内に設けられ、電力アダプタ内部から熱気が環境空気に逃げることができる。空気吸込み口5134が、下部ケーシング5160Lの底部5165および側面5167に、および、上部ケーシング5160Uの側面5163に設けられ、冷気が下から電力アダプタに入ることができる。ヒートシンクの外径dがケーシング5160の内径Dより小さいことが、例示的な実施態様の特定の一特徴であり、したがって、空気が誘導レシーバ5120周辺で循環することができる。したがって、誘導電力レシーバ5120によって加熱される熱気が放出口5132を通してアダプタ5100から流れ出て、および、外部からの冷気が前記空気吸込み口5134を通してアダプタ5100に吸い込まれる。手グリップ5162は、加えて、断熱材の障壁によって熱から保護されることができる。]
[0109] 空気吹出し口5132によって塵が電力アダプタ5100に入るかもしれない点に注意されたい。したがって、いくつかの実施態様において、塵が放出口5132に入るのを防止するためにちりよけが設けられる。例示的実施態様においては、動作中に塵がアダプタ5100に入るのを防止するために、グリップ5162が放出口5132に張出してちりよけとして役立つ。動作中でないとき、電力コネクタ5140は手グリップ5162周辺に巻回されることができ、それによって塵に対する更なる保護を与える。]
[0110] 特定の実施態様において、PCB 5126が電力アウトレット5200(図5a)内の光学式検出器に信号を送信するためのフィードバック伝送器として使用される発光ダイオード(図示せず)を含む。理解されるであろうことは、この種の実施態様において、明白な照準線が光学エミッタと検出器との間に維持されることが必要なことである。このために、好適な実施態様において、光伝送の波長に透明な光学窓が二次誘導コイル5122、フェライトディスク5124、下部ケーシング5160LおよびPCB 5126と一次コイル5220との間の他の層を通して設けられる(図5a)。
磁束誘導] 図5a
[0111] 次に図5eおよび5fを参照して、誘導電力レシーバ5200が、本発明の更なる一実施態様に従って、二次インダクタ5220、磁束ガイド5260およびPCB 5270を含んで示される。二次インダクタ5220は、誘導電力アウトレット(図示せず)の一次インダクタから誘導的に電力を受け取るように構成される。磁束ガイド5260が、一次インダクタから二次インダクタ5220に磁束を導いて、周囲への漏れ磁束を減少させるために設けられる。磁束ガイド5260は、強磁性コア5262および磁気シールド5264から成る。強磁性コア5262が、作動中の一次インダクタから二次インダクタ5220に磁束を誘導するために設けられる。] 図5e
[0112] 好適な実施態様において、強磁性コア5262は非晶質強磁性材料から作られ、一般的に厚さほぼ20ミクロンくらいのシートからウエハに切断される。1つの例示的な実施態様において、強磁性コアは2枚の非晶質強磁性ウエハ5262a、5262bから成る。第1のウエハ5262aは、第1の接着絶縁層5265aによって一次インダクタ5220に接着される。第2のウエハ5262bは、第2の接着絶縁層5265bによって第1のウエハ5262aに接着される。2枚のウエハ5262a、5262bは、一次インダクタから二次インダクタ5220まで磁束を導く強磁性コアとして役立つ。強磁性ウエハ5262a、5262bが一次インダクタによって生成される振動磁界によるウエハ内の渦電流のビルドアップを防ぐために各々半径方向のスリット5265a、5265bを有することが、好適な実施態様の特定の一特徴である。ウエハが円形の断面を有する所で、スリットは円周から直径に沿って内方へ延びることができる。]
[0113] 磁気シールド5264が、周囲への漏れ磁束を防ぐために設けられる。好ましくは、磁気シールド5264はまた、薄い非晶質強磁性材料シートから製作されて、第3の接着絶縁層5265cによってPCBに接着されることができる。]
[0114] 理解されるであろうことは、誘導レシーバ5200が導電性表面または導電性構成部品を含む装置に取り付けられるときに、磁気シールドが特に重要なことである。したがって、例えば、この種の誘導電力レシーバ5200がコンピュータ、携帯電話等のような、電気装置に取り付けられるときに、磁気シールド5264は磁束が電気装置の金属構成部品に漏れて、それらがヒートアップを引き起こすのを防止する。]
[0115] 非晶質強磁性シートは、約20ミクロンの厚さを有することができる。両側の重合体積層体によって積層される時に、シートの全体的な厚さは、約60ミクロンである。したがって、誘導システム内に磁束を導くのに用いられる他のフェライト素子と対照的に、非晶質強磁性材料は極めて薄い磁気ガイド5260を製作するのに用いられることができる。薄い磁気ガイド5260によって、次に誘導電力レシーバ5200が可撓性で控え目であることができる。理解されるであろうことは、これらの考慮は装置搭載の誘導レシーバの設計および製造においてきわめて重要であるということである。非晶質強磁性材料から磁気誘導素子を製作するさまざまな方法は、とりわけ、印刷、スタンピング、カッティング、非晶質強磁性マイクロワイヤ布などを含む。
非共振周波数での電力伝送]
[0116] 誘導カップルの二次インダクタ内の誘導電圧の強度は、一次インダクタに与えられる電位の振動周波数に従って変化する。振動周波数がシステムの共振周波数に等しいときに、誘導電圧は最も強い。共振周波数fRは、式fR=1/2π√LCに従ってシステムのインダクタンスLおよびキャパシタンスCに依存する。]
[0117] 周知の誘導電力伝送システムは、一般的に誘導結合の共振周波数で電力を伝送する。これは、例えば変化する環境条件または一次および二次コイル間の位置合わせの変動に応答して、システムの共振周波数が電力伝送中に変動するかもしれないので、維持するのが困難である可能性がある。]
[0118] したがって、共振で伝送するように設計されている誘導伝送システムは、伝送をシステムの共振周波数に維持するための同調機構を必要とする。同調は、駆動周波数が共振を捜すように調整することによって達成されることができる。例えば、Kuennen他に付与された(特許文献3)が、負荷に電力を誘導的に供給するための安定器回路を捜す共振を記載する。安定器回路は、発振回路、ドライバ、スイッチング回路、共振タンク回路および電流検知回路を含む。電流検知回路は、共振タンク回路内の電流を代表する発振回路に電流フィードバック信号を供給する。電流フィードバック信号は、安定器回路の周波数を駆動して安定器回路に共振を捜させる。安定器回路は、好ましくは共振タンク回路に誘導的に結合される電流制限回路を含む。安定器回路内の電流が所定の閾値を上回るかまたは所定の範囲の外側に落ちるときに、電流制限回路は安定器回路を無効にする。]
[0119] 代わりとして、同調は誘導システムの特性を調整することによって達成されることができる。例えば、Baarmanに付与された(特許文献4)が、インバータによって電力を供給される動的に設定可能なタンク回路を有する非接触型電源を記載する。非接触型電源は、1つ以上の負荷に誘導的に結合される。インバータは、DC電源に接続される。負荷が加えられるかまたはシステムから取り除かれるときに、非接触型電源はタンク回路の共振周波数、インバータ周波数、インバータ負荷サイクルまたはDC電源のレール電圧を変更することが可能である。]
[0120] 上記したもののような同調機構は、共振伝送が、非常に感度が高いので、伝送を共振に維持するために必要である。共振で、システムに対する小さい変動は、伝送される電力に対する大きい変化に結びつく。共振伝送に伴う更なる問題は、必要とされる高送電電圧である。高動作電圧で、回路内のコンデンサおよびトランジスタは、比較的大きいことを必要とする。]
[0121] ここで、非共振周波数で電力を伝送するように適応される誘導電力伝送システム6100の主要な要素のブロック図を示す図6aを、参照する。誘導電力伝送システム6100は、本発明の別の実施態様に従う遠隔の二次ユニット6300に電力を供給するように構成される誘導電力アウトレット6200から成る。誘導電力アウトレット6200は、ドライバ6230経由で電源6240に配線される一次誘導コイル6220を含む。ドライバ6230は、一次誘導コイル6220に振動駆動電圧を供給するように構成される。] 図6a
[0122] 二次ユニット6300は、一次誘導コイル6220に誘導的に結合される電気負荷6340に配線される二次誘導コイル6320を含む。電気負荷6340は、電源6240から電力を引き出す。通信路6120が、二次ユニット6300と関連する伝送器6122と誘導電力アウトレット6200と関連するレシーバ6124との間に設けられることができる。通信路6120は、ドライバ6230にフィードバック信号Sなどを供給することができる。]
[0123] いくつかの実施態様において、電圧ピーク検出器6140が送電電圧の大きい増加を検出するために設けられる。後述するように、ピーク検出器6140が二次ユニット6200の除去、電力ドレインの導入、ショート等を検出するのに用いられることができる。]
[0124] 図6bは、動作上の電圧の振幅が伝送周波数によってどのように変化するかについて示すグラフである。伝送周波数がシステムの共振周波数fRと等しいときに、電圧がその最高にあり、この最大振幅が共振ピーク2として公知である点に注意されたい。グラフの傾斜が領域4a、4bで共振ピーク2のいずれの側にも最も急勾配である点に更に注意されたい。したがって、共振でまたはその周辺で動作する誘導伝送システムでは、周波数の小さな変動が、誘導電圧の大きな変化に結びつく。同様に、システムの共振周波数の小さな変化は、誘導電圧の大きな変化に結びつく。このために、従来技術誘導伝送システムは環境条件の小さな変動または誘導コイル間の位置合わせの変動に一般的にきわめて影響されやすい。] 図6b
[0125] ドライバ6230(図6a)が、誘導カップルの共振周波数と実質的に異なる伝送周波数で振動する駆動電圧を伝送するように構成されて使用可能であることは、本発明の実施態様の特定の一特徴である。好ましくは、伝送周波数は周波数−振幅グラフの傾斜がより急勾配でない線形に近い領域6、8の1つの範囲内にあるように選択される。] 図6a
[0126] ここで、本発明のこの実施態様の1つの利点が、図6cを参照して実証されることができる。ラップトップコンピュータ6340が二次電力受け取りユニット6300経由で誘導電力アウトレット6200から電力を引き出すことを表す模式図が示される。電力受け取りユニット6300は、誘導電力アウトレット6200内の一次誘導コイル6220に位置合わせされる二次誘導コイル6320を含む。二次電力受け取りユニット6300のいかなる横方向の偏位も、一次誘導コイル6220と二次誘導コイル6320との間の位置合わせを変える。変化する位置合わせの結果として、コイルペアの合成インダクタンスが変化し、それは、次にシステムの共振周波数を変える。] 図6c
[0127] 誘導電力アウトレット6200がシステムの共振周波数で電力を伝送する場合、小さな横方向の移動さえ誘導電圧の振幅を有意に減少させるであろう。対比において、本発明の実施態様によれば、誘導電力アウトレット6200は、共振グラフの傾斜が非常により浅い共振ピーク2(図6b)のいずれの側にも、領域6、8の1つ内の周波数で電力を伝送する。従って、システムは横方向の移動のような変動の非常により大きい許容範囲を有する。] 図6b
[0128] 非共振伝送の別の利点は、伝送周波数が電力伝送を調節するのに用いられることができるということである。周知の誘導電力伝送システムにおいて、電力はドライバによって与えられる送電電圧の負荷サイクルを変更することによって一般的に調節される。したがって、理解されるであろうことは、伝送周波数がシステムの共振周波数と等しくないときに、ドライバ6230が電力伝送を調節するために伝送周波数を調整するように構成されることができる。]
[0129] 図6bに戻って参照して、伝送の周波数はfLのより低い周波数値とfUのより上の周波数値の間のカーブのおよそ線形の領域8内にあるように選ばれる。システムの共振周波数fRより高い伝送周波数ftは、Vtの誘導電圧を発生する。誘導電圧は、伝送周波数を減少させることによって増加されることができて、伝送周波数を増加させることによって減少されることができる。例えば、δfの伝送周波数の増加はδVの誘導電圧の減少をもたらす。] 図6b
[0130] いくつかの実施態様において、通信路6120(図6a)が二次ユニット6300と誘導電力アウトレット6200との間に設けられる。この種の通信路6120は、例えば、電気負荷6340によって要求される伝送周波数を示唆することができる必要動作パラメータをドライバ6230に伝達するのに用いられることができる。] 図6a
[0131] さまざまな伝送器6122およびレシーバ6124が、通信路6120で使われることができる。誘導システムに対してたいていの場合、一次および二次コイル6220、6320は例えば直流電気的に絶縁され、オプトカップラが、レシーバとして機能するフォトトランジスタに、短い距離を介してコード化された光学信号を送信する伝送器として役立つ発光ダイオードを有することができる。オプトカップラは通常は、伝送器とレシーバとの間に照準線があるように位置合わせされる必要がある。伝送器とレシーバとの間の位置合わせが達成するのが困難かもしれないシステムにおいて、オプトカップリングは不適切かもしれず、および、圧電素子によって送信される超音波信号またはブルートゥース、WiFiなどのような無線信号のような代替システムが好まれることができる。代わりとして、一次および二次コイル6220、6320はそれら自体が伝送器6122およびレシーバ6124として役立つことができる。]
[0132] 特定の実施態様において、例えば発光ダイオード(LED)のような光伝送器が二次ユニット6300内に組み込まれて、二次ユニット6300および電力アウトレット6200の両方のケーシングを透過することが可能なタイプおよび強度の電磁放射を伝送するように構成されて使用可能である。フォトダイオード、フォトトランジスタ、光依存抵抗器などのような、光レシーバが電磁放射を受け取るために電力アウトレット6200内に組み込まれる。]
[0133] 通信路6120は更に、電力伝送中にフィードバック信号を供給することができる。フィードバック伝送が、電気負荷6240の以下のような必要なまたはモニタされた動作パラメータを伝達することができる:
■電気負荷6240の必要動作電圧、電流、温度または電力、
■動作中に電気負荷6240に供給される測定された電圧、電流、温度または電力、
■動作中に電気負荷6240によって受け取られる測定された電圧、電流、温度または電力など。]
[0134] いくつかの実施態様において、ドライバ6230内のマイクロコントローラが必要伝送周波数を算出して、それに応じてドライバを調整するためにこの種のフィードバックパラメータを使用することができる。代わりとして、多少電力が必要であるかどうか示唆する単純なフィードバック信号が供給されることができる。]
[0135] 単純なフィードバック信号を使用した電力調節方法の一例が、図6dの流れ図に示される。この方法は、以下の諸ステップを含む:
(a)ドライバ6230がシステムの共振周波数fRより高い伝送周波数ftで振動電圧を供給する。
(b)二次電圧が二次コイル6320内に誘発される。
(c)二次ユニット6300内の電力モニタが、電気負荷6340によって受け取られる電力をモニタする。
(d)電気負荷6340によって受け取られる電力が所定の範囲内にある場合、その時何の動作もとられない。電気負荷6340によって受け取られる電力が所定の範囲より下にある場合、第1のタイプのフィードバック信号Saがドライバに送信される。電気負荷6340によって受け取られる電力が所定の範囲より上にある場合、第2のタイプのフィードバック信号Sbがドライバに送信される。
(e)フィードバック信号が、ドライバ6230によって受信される。
(f)受信されたフィードバック信号が第1のタイプSaである場合、伝送周波数は増分値+δf1だけ増加する。受信されたフィードバック信号が第2のタイプSbである場合、伝送周波数は増分値−δf2だけ減少する。] 図6d
[0136] 上記した電力調節方法を用いて、負荷によって受け取られる電力があまりに大きなときに、電力が受け入れられる範囲に減少させられるまで、一連の第1のタイプのフィードバック信号Saが送信される点に注意されたい。同様に、負荷によって受け取られる電力があまりに小さいときに、電力が受け入れられる範囲に増加するまで、一連の第2のタイプのフィードバック信号Sbが送信される。正の増分値δf1が負の増分値δf2より大きくても、より小さくても、同じでもよい点に注意する。]
[0137] 代わりとして、周波数調整を使用した他の電力調節方法が、使われることができる。例えば、代替実施態様において、電気負荷の動作パラメータがモニタされることができ、および、それらの値が通信路6120経由で電力アウトレットに伝送されることができる。電力アウトレット内のプロセッサが、次いで必要伝送周波数を直接算出することができる。]
[0138] 上に記載されている方法は、共振ピーク2より高い線形領域8(図6b)内に存在する非共振伝送周波数に関連する。しかしながら代替実施態様において、伝送周波数が共振曲線のより低い線形領域6内に位置するときに、周波数制御電力調節が達成されることができることが認められよう。それでもやはり後述するように特定の実施態様に対して、より高い線形8内の伝送周波数の選択が、好まれることができる。] 図6b
[0139] 上記の通りに、誘導カップルの共振周波数fRは式fR=1/2π√LCによって与えられ、ここで、Lがシステムのインダクタンス、およびCがシステムのキャパシタンスである。したがって、システムのインダクタンスLかキャパシタンスCのいかなる減少も、それによってその共振周波数を増加させる。]
[0140] システムの標準共振周波数より上の周波数で伝送する誘導電力アウトレットにおいて、システムの共振周波数の増加によって送電電圧の大きい増大が生じる。好適な実施態様において、ピーク検出器6140(図1)が電力アウトレット6200の送電電圧をモニタするように設けられ、および、共振周波数の増加を示唆する送電電圧の大きい増大を検出するように構成される。送電電圧のこの種の増大は、電力ドレイン、ショート、二次ユニットの除去等を表すことができる。]
[0141] ピーク検出器の使用の一例として参照が、図6cに再びなされる。理解されるであろうことは、デスクトップ環境において、紙用クリップ、金属定規、金属ケーシング、ステープラ、ホール−パンチまたは任意の金属物のような導電体が誘導電力アウトレット6200と二次電力受け取りユニット6300との間にもたらされる可能性があることである。一次コイル6220によって生成される振動磁界が、それでそれを加熱する導電体内に渦電流を生成しおよびそれによって一次コイル6220から電力を消耗させるであろう。この種の電力消耗は、浪費的でおよび/または危険であろう。] 図6c
[0142] 上で記載されているような電力消耗は、システムのインダクタンスLを減少させる。インダクタンスLはまた、二次コイル6220の除去、ショート等によって減少させられる場合がある。誘導電力アウトレットに配線されるピーク検出器6140が、送電電圧の大きい増大としてこれらのシナリオのいずれかを検出するであろう。好ましくは、ピーク検出器6140が送電電圧のこの種の増大を検出する場合には、電力伝送システムは更に、停止するか、警告を出すかまたはさもなければユーザおよびシステムを保護するように構成されることができる。]
[0143] 図6eは、誘導電力アウトレット6200および二次ユニット6300の回路図である。二次ユニット6300は、整流器6330経由で電気負荷6340に配線される二次コイル6320を備える。] 図6e
[0144] 誘導電力アウトレット6200は、電源6240に接続される半ブリッジコンバータ6230によって駆動される一次コイル6220を備える。半ブリッジコンバータ6230はシステムの共振周波数より高い周波数で一次コイル6220を駆動するように構成され、および、ピーク検出器6140が送電電圧の増大を検出するように構成される。]
[0145] 半ブリッジコンバータだけが図6E内に表されるとはいえ、他の可能な駆動回路が以下を含むことに注意されたい:例えばDC/DCコンバータ、AC/DCコンバータ、AC/ACコンバータ、フライバックトランス、全ブリッジコンバータ、フライバックコンバータまたは順方向コンバータ。]
[0146] したがって、システムの共振周波数と異なる周波数で振動する送電電圧を用いることによって、誘導伝送システムは、環境変動および誘導コイル位置合わせの変動に対して、他の伝送システムおよび周波数が電力伝送を調節するのに用いられることができるより、より大きな許容範囲を有する。さらに、伝送周波数がシステムの共振周波数より高いときに、ピーク検出器が障害を示唆するのに用いられることができる。
誘導通信路]
[0147] Terry J. ParksおよびDavid S. Registerに付与された(特許文献5)が、電力およびデータを携帯電子装置に誘導的に結合するためのシステムを記載する。パーソナル携帯情報機器(PDA)のような、携帯機器は、装置と支持ユニットとの間の誘導リンク経由で電力を供給されるかまたは再充電される。同じ誘導リンクが、また、装置と従来のデスクトップコンピュータのような、第2の電子装置との間でデータ信号を転送するのに用いられる。支持ユニットは、トランスの一次巻線、パワーアンプおよびモジュレータを含む。携帯機器は、整流器の入力と並列に接続される二次巻線を含み、その(整流器)の出力が電池充電回路に、およびモデムに接続され、それが更に装置マイクロプロセッサに接続される。一次および二次巻線がお互いに近接しているときに、支持ユニット上の装置の配置が誘導結合を遂行する。Parksのシステムは、したがって、2つのデータ記憶デバイス、例えばPDAおよびコンピュータを同期させるためのデータチャネルを供給するように導かれる。]
[0148] Parksのシステムにおいて一次巻線からの二次巻線へのデータ伝送は、電力信号を変調することによって与えられることができる。これは、別々のデータ信号が一次巻線内に誘発される二次巻線によって送信されることを必要とする。電力伝送は、したがって、二次巻線から一次巻線までデータ信号を伝送するために中断されなければならない。結果として、Parksのシステムは、電気負荷に対して中断されない誘導電力伝送の調節のためのフィードバック信号を供給することへのいかなる解決策も提供しない。]
[0149] 参照が、次に遠隔の二次ユニット7300に電力を供給するように構成される誘導電力アウトレット7200からなる誘導電力伝送システム7100の主要な要素のブロック図を示す図7aになされる。誘導電力伝送システム7100は、本発明の更なる一実施態様に従う誘導通信路7120を含む。入力信号Sinがアウトレット7200から二次ユニット7300まで誘導電力伝送を中断することなく二次ユニット7300によって供給されるときに、通信路7120は電力アウトレット7200内に出力信号Soutを生成するように構成される。] 図7a
[0150] 誘導電力アウトレット7200は、ドライバ7230経由で電源7240に配線される一次誘導コイル7220を含む。ドライバ7230は、一般的にシステムの共振周波数fRより高い電圧伝送周波数ftで、一次誘導コイル7220に振動駆動電圧を供給するように構成される。]
[0151] 二次ユニット7300は、一次誘導コイル7220に誘導的に結合される電気負荷7340に配線される二次誘導コイル7320を含む。電気負荷7340は、電源7240から電力を引き出す。電気負荷7340が直流供給源、例えば電気化学セル等用の充電装置を必要とする所で、整流器7330が二次コイル7320内に誘発される交流信号を整流化するために設けられることができる。]
[0152] 誘導通信路7120が、一次誘導コイル7220から二次誘導コイル7320まで中断されない誘導電力伝送と並行して二次誘導コイル7320から一次誘導コイル7220まで信号を転送するために設けられる。通信路7120は、ドライバ7230にフィードバック信号を供給することができる。]
[0153] 誘導通信路7120は、伝送回路7122および受信回路7124を含む。伝送回路7122は、任意選択で、整流器7330経由で、二次コイル7320に配線され、および、受信回路7124は一次コイル7220に配線される。]
[0154] 信号伝送回路7122は、それが二次コイル7320に接続される時、システムの共振周波数fRが増加するように選択される、少なくとも1つの電気素子7126を含む。伝送回路7122は、電気素子7126を二次コイル7320に選択的に接続するように構成される。]
[0155] ]
[0156] 信号受信回路7124は、送電電圧の大きい増加を検出するように構成される電圧ピーク検出器7128を含むことができる。電圧伝送周波数ftがシステムの共振周波数fRより高いシステムにおいて、送電電圧のこの種の大きい増大は共振周波数fRの増加によって生じることができ、それによって、電気素子7126が二次コイル7320に接続されたことを示唆する。したがって、伝送回路7122は信号パルスを受信回路7124に送信するのに用いられることができ、および、コード化された信号がこの種のパルスから作られることができる。]
[0157] いくつかの実施態様によれば、伝送回路7122はまた、入力信号Sinによってビットレート信号を変調するためのモジュレータ(図示せず)を含むことができる。電気素子7126は、次いで変調された信号に従って二次誘導コイル7320に接続されることができる。受信回路7124は、変調された信号を復調するための復調器(図示せず)を含むことができる。例えば、電圧ピーク検出器7128がビットレート信号と一次電圧の振幅を相互相関させるための相関器に接続され、それによって出力信号Soutを発生することができる。]
[0158] 他の実施態様では、一次電圧の振幅の変化する大きさの複数のピーク電圧を誘発するために選択的に接続される複数の電気素子7126が設けられることができる。ピーク検出器7128によって検出されるピーク電圧の大きさは、多重信号を転送するのに用いられることができる。]
[0159] 図7bは、動作上の電圧の振幅が伝送周波数によってどのように変化するかについて示すグラフである。伝送周波数がシステムの共振周波数fRと等しいときに、電圧がその最高にあり、この最大振幅が共振ピーク2として公知である点に注意されたい。システムの共振周波数fRが増加する場合、新しい共振ピーク2’が生成される。] 図7b
[0160] 本発明の例示的な一実施態様によれば、誘導電力伝送システム7100は、システムの共振周波数fRより高い所定の伝送周波数ftで動作する。標準動作電圧Vtが、電圧ピーク検出器7128によってモニタされる。電気素子7126が二次誘導コイル7320に接続されるときに、システムの共振周波数は増加する。したがって、動作電圧はより高い値Vt’に増大する。この増大は、電圧ピーク検出器7128によって検出される。]
[0161] 本発明によって、データ信号が一次コイル7220から二次コイル7320までの電力の誘導伝送と並行して二次コイル7320から一次コイル7220まで伝送されることができる。従って、信号伝送システムは即時電力調節のためのフィードバック信号を供給するのに用いられることができる。これは、電圧が一次コイル内に誘発されるように、別々のデータ信号が二次誘導コイルに供給される、Terry J. ParksおよびDavid S. Registerに付与された(特許文献5)に記載された、システムのような、従来技術誘導信号伝送システムと対照的である。]
[0162] 図7cは本発明の別の実施態様に従う、誘導電力アウトレット7200および二次ユニット7300の例示的な回路図を示す。誘導性帰還通路7120が、中断されない誘導電力伝送と並行してコイルの間で信号を転送するために設けられる。] 図7c
[0163] 誘導電力アウトレット7200は、電源7240に接続される半ブリッジコンバータ7230によって駆動される一次コイル7220を備える。半ブリッジコンバータ7230は、システムの共振周波数より高い周波数で一次コイル7220を駆動するように構成される。二次ユニット7300は、整流器7330の入力端子T1、T2に配線される二次コイル7320および整流器7330の出力端子T3、T4に配線される電気負荷7340を備える。]
[0164] 半ブリッジコンバータ7230だけが図7cの誘導電力アウトレット7200内に表されるとはいえ他の駆動回路が使われることができる点に注意されたい。これらは、例えば、DC/DCコンバータ、AC/DCコンバータ、AC/ACコンバータ、フライバックトランス、全ブリッジコンバータ、フライバックコンバータまたは順方向コンバータを含む。] 図7c
[0165] 誘導性帰還通路7120は、二次ユニット7300内に伝送回路7122および誘導電力アウトレット7200内に受信回路7124を備える。伝送回路7122は、電力MOSFETスイッチ7125経由で整流器7330に接続される抵抗器7126を備える。モジュレータ7123は、電力MOSFET7125に入力信号Sinを供給することができる。]
[0166] 本実施態様において、伝送回路7122が整流器7330の1つの入力端子T1および1つの出力端子T3に配線される点に注意されたい。この構成は、伝送回路7122が接続されるときでも、抵抗器7126はACサイクルの2分の1の間にシステムから電力を引き出すだけであり、それによって電力損失を有意に減少させるので特に有利である。]
[0167] 受信回路7124は、送電電圧の増大を検出するように構成される電圧ピーク検出器7128および出力信号Soutを発生するための復調器7129を含む。]
[0168] ここで図7dを参照して、誘導電力伝送システムの二次誘導コイルから一次誘導コイルまで信号を転送するための一方法の、主ステップを示す流れ図が表示される。この方法は、以下の諸ステップを含む:
ステップ(a)−一次コイルを横切る一次電圧の振幅をモニタするための電圧モニタに一次誘導コイルを接続する、
ステップ(b)−電気素子を二次誘導コイルに接続するために伝送回路に二次誘導コイルを接続しそれによって誘導電力伝送システムの共振周波数を増加させる、
ステップ(c)−共振周波数より高い初期伝送周波数で一次誘導コイルに振動電圧を供給し、それによって二次誘導コイル内に電圧を誘発する、
ステップ(d)−入力信号でビットレート信号を変調するように伝送回路を使用して変調された信号を作り出し、変調された信号に従って電気素子を二次誘導コイルに断続的に接続する、
ステップ(e)−出力信号を発生するために電圧モニタを使用してビットレート信号と一次電圧の振幅を相互相関させる。] 図7d
[0169] 誘導性帰還通路7120が、以下のいずれかまたは全てに関連するデータのようなデータを転送するために使われることができる:
■電気負荷7240の必要動作電圧、電流、温度または電力
■動作中に電気負荷7240に供給される測定された電圧、電流、温度または電力
■動作中に電気負荷7240によって受け取られる測定された電圧、電流、温度または電力など
■ユーザ、電子デバイスおよびこの種の同類の識別データ
■伝送ロックを解除するための伝送キーの解除信号。]
[0170] したがって、誘導通信路は、誘導電力カップリングを横切る電力伝送を調節するために、二次誘導コイルから一次誘導コイルまでフィードバック信号を転送するのに用いられることができる。]
[0171] 例えば、このシステムは、第1の信号が受信されるときに伝送電力を減少させ、かつ第2の信号が受信されるときに伝送電力を増加させるように構成されるドライバによって、2つの信号を転送するように構成されることができる。]
[0172] 電力は、ドライバによって供給される送電電圧の負荷サイクルを変更することによって調節されることができる。さらに、前述のように、ドライバ7230は電力伝送を調節するために伝送周波数を調整するように構成されることができる。したがって、ドライバはフィードバック信号に応答して伝送周波数を調整するように構成されることができる。第1の信号が受信されるときに、伝送周波数が増加され、それによって動作電圧を減少させることができ、および第2の信号が受信されるときに、伝送周波数が減少され、それによって動作電圧を増大することができる。]
[0173] したがって、電力伝送を調節するためにおよび/または電力が伝送される間、誘導カップルの二次コイルから一次コイルまでデータ信号を送信するために通信路が設けられる。]
[0174] 本発明のさまざまな実施態様が電力の効率的で、安全で控え目な誘導伝送を可能にする有意な利点を開示することは、上記の記述から明らかである。共に、これらの利点によって誘導送電システムが種々の用途に適している実用的なツールになることができる点に更に注意されたい。]
[0175] 本発明の有効範囲は、添付の特許請求の範囲によって規定され、かつ先に記載されているさまざまな特徴の組合せおよび副組合せ、同じくその変形例および変更態様を含み、それは、上記の記述を読み込むと即座に、当業者に思いつくであろう。]
[0176] 請求項において、語「備える(comprise)」、および、「備える(comprises)」、「備えた(comprising)」などのようなその変形はリストされた構成要素が含まれることを示唆するが、しかし、一般に他の構成要素の除外を示唆しない。]
[0177] 2、2’共振ピーク
6、8 領域
100誘導電力伝送システム
200誘導電力アウトレット
202プラットフォーム
220、220a−d一次インダクタ
230ドライバ
240電源
300誘導電力レシーバ
302ケース
304電力コネクタ
320二次インダクタ
330整流器
340電気負荷
342携帯電話
400信号伝送システム
420信号エミッタ
440信号検出器
500位置合わせ機構
600磁束ガイド
2100、2100”伝送ガード
2120、2120’、2120”伝送ロック
2122、2122’、2122” スイッチ
2124、2124’、2124”検出器
2126’光学エミッタ
2140、2140’、2140”伝送キー
2142磁性素子
2142’ブリッジング素子
2142” 光学エミッタ
2200、2200’、2200” 誘導電力アウトレット
2220、2220’一次コイル
2230 ドライバ
2240 電源
2300二次ユニット
2320二次コイル
2340 電気負荷
3100 整流器
3110、3120枝路
4100ダイオードブリッジ整流器
4130電力MOSFET
4131電子スイッチ
4136ドレイン端子
4138ゲート端子
4200 同期全波整流器
4300 同期全波整流器ブリッジ同期整流器
4310、4320 枝路
4330電流起動同期整流器
4332電流モニタ
4334カソード
4336アノード
4400 同期全波ブリッジ整流器
4410、4430変流器
4420、4440平滑回路
4450 ドライバ
5100誘導電力アダプタ
5120誘導レシーバ
5122 二次インダクタ
5124強磁性ディスク
5126プリント回路基板(PCB)
5130ヒートシンク
5132空気吹出し口
5134空気吸込み口
5140 電力コネクタ
5160ケーシング
5160L下部ケーシング
5160U上部ケーシング
5161 ケーシング最上部
5162手グリップ
5163 上部ケーシング側面
5165 下部ケーシング底部
5167 下部ケーシング側面
5200 誘導電力アウトレット 誘導電力レシーバ
5220 一次インダクタ、二次インダクタ
5230 ドライバ
5240 電源
5260 磁束ガイド
5262強磁性コア
5262a、5262b 非晶質強磁性ウエハ
5264磁気シールド
5265a、5265b接着絶縁層、スリット
5265c 第3の接着絶縁層
5270 PCB
5300コンピュータ
6100 誘導電力伝送システム
6120通信路
6122伝送器
6124 レシーバ
6140電圧ピーク検出器
6200 誘導電力アウトレット、二次ユニット
6220一次誘導コイル二次コイル
6230 ドライバ、半ブリッジコンバータ
6240 電源 電気負荷
6300 二次ユニット
6320二次誘導コイル
6330 整流器
6340 電気負荷、コンピュータ
7100 誘導電力伝送システム
7120 誘導通信路誘導性帰還通路
7122伝送回路
7123モジュレータ
7124受信回路
7125 電力MOSFETスイッチ
7126電気素子抵抗器
7128ピーク検出器
7129復調器
7200 誘導電力アウトレット
7220 一次誘導コイル
7230 ドライバ 半ブリッジコンバータ
7240 電源 電気負荷
7300 二次ユニット
7320 二次誘導コイル
7330 整流器
7340 電気負荷
ACin交流電流源
Cキャパシタンス
CT1P、CT2P一次電流モニタコイル
CT2s二次電流モニタ
d ヒートシンクの外径
D ケーシング5160の内径
D1−4ダイオード
DCout直流出力
fL、fU周波数値
fR共振周波数
ft伝送周波数
G1ゲート信号
G1−4 ゲート信号
Id、Id1、Id2、Id3ドレイン電流
IN1 第1の入力
IN2 第2の入力
Ith閾値
Lインダクタンス
L2 二次コイル
M1−4 電子スイッチ
OUT1 第一出力端
OUT2 第2の出力端
S、Sa、Sbフィードバック信号
Sin入力信号
Sout出力信号
SR解除信号
T1、T2入力端子
T3、T4出力端子
Vd電圧降下
Vt誘導電圧標準動作電圧
Vt’ より高い動作電圧
δf1、δf2増分値
δf 伝送周波数の増加
δV 誘導電圧の減少]
权利要求:

請求項1
少なくとも1つの誘導電力レシーバに誘導的に電力を伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレットと、前記電力アウトレットに前記電力レシーバを位置合わせするための少なくとも1つの位置合わせ機構と、前記電力レシーバから前記電力アウトレットまで制御信号を伝えるための少なくとも1つの信号伝送システムと、を備える誘導伝送システムであって、前記誘導電力アウトレットが、高周波で一次誘導コイル両端に振動電圧を供給するように動作可能な、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次誘導コイル、および一次強磁性コアを備え、前記誘導電力レシーバが、前記一次誘導コイルと結合するための少なくとも1つの二次誘導コイルを備え、前記二次誘導コイルが電力レギュレータに配線されており、そして、前記信号伝送システムが前記電力レシーバと関連する信号エミッタおよび前記電力アウトレットと関連する信号検出器を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項2
請求項1の誘導電力システムであって、前記位置合わせ機構が、前記電力アウトレットと関連する第1の要素および前記電力レシーバと関連する第2の磁性素子を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項3
請求項1の誘導電力レシーバであって、前記信号エミッタが光学エミッタを備え、および、前記信号検出器が光学式検出器を備える、ことを特徴とするレシーバ。
請求項4
請求項1の誘導電力アウトレットから電力を誘導的に受け取るための誘導電力レシーバ。
請求項5
請求項1の誘導電力システムであって、前記電力レギュレータが、前記電気装置に電力を供給するためのDC出力に前記誘導電力アウトレットからのAC入力を変換するための整流器を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項6
少なくとも1つの誘導電力レシーバに電力を誘導的に伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備える誘導電力伝送システムであって、前記誘導電力アウトレットが、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備え、および、前記誘導電力レシーバが、前記一次インダクタと結合するための少なくとも1つの二次インダクタであって、電気負荷に電力を供給するための二次インダクタを備え、前記誘導電力伝送システムが、a.第1の出力端子に配線される1つのアノードおよび第1の入力端子に配線される1つのカソードを有する第1の半波整流器、b.前記第1の出力端子に配線される1つのアノードおよび第2の入力端子に配線される1つのカソードを有する第2の半波整流器、c.前記第1の入力端子に配線される1つのアノードおよび第2の出力端子に配線される1つのカソードを有する第3の半波整流器、およびd.前記第2の入力端子に配線される1つのアノードおよび前記第2の出力端子に配線される1つのカソードを有する第4の半波整流器、を備えた低熱損失全波整流器であって、可変的な極性の入力から一定の極性の出力を供給するための全波整流器を備え、少なくとも1つの半波整流器が、電子スイッチの前記カソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される前記スイッチを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項7
請求項6のシステムであって、a.そのカソードを通して流れる前記電流が第1の所定の閾値を上回るときに、前記第1の半波整流器がそのオン設定にあるように構成される第1の電子スイッチを備え、および、b.そのカソードを通して流れる前記電流が第2の所定の閾値を上回るときに、前記第2の半波整流器がそのオン設定にあるように構成される第2の電子スイッチを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項8
請求項6のシステムであって、少なくとも1つの半波整流器が、入力信号の周波数との同期性でそのオンとオフ状態の間で切替えられるように構成される電子スイッチを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項9
請求項6のシステムであって、a.そのカソードを通して流れる前記電流が所定の閾値を上回るときに、前記第1の半波整流器がそのオン状態にあるように構成される第1の電子スイッチを備え、b.そのカソードを通して流れる前記電流が所定の閾値を上回るときに、前記第2の半波整流器がそのオン状態にあるように構成される第2の電子スイッチを備え、c.前記第3の半波整流器が、前記第2の入力端子での電圧信号と同期してそのオンとオフ状態との間で切替えられるように構成される第3の電子スイッチを備え、および、d.前記第4の半波整流器が、前記第1の入力端子での電圧信号と同期してそのオンとオフ状態との間で切替えられるように構成される第3の電子スイッチを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項10
請求項6のシステムであって、前記電子スイッチが、トランジスタを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項11
請求項6のシステムであって、前記電子スイッチが、MOSFET素子を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項12
請求項6のシステムであって、前記電子スイッチが、ソース端子、ドレイン端子およびゲート端子を備えたMOSFET素子と、前記MOSFET素子と並列に前記ソース端子および前記ドレイン端子に配線される半波整流器と、ドレイン電流が第1の閾値電流を上回るときに、前記MOSFETがそのオン状態に切り替えられ、および、前記ドレイン電流が第2の閾値電流より下に落ちるときに、前記MOSFETがそのオフ状態に切り替えられるように、前記ドレイン端子を通して流れる前記ドレイン電流をモニタして、かつゲート信号を前記ゲート端子に送信するように構成される電流モニタと、を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項13
請求項12のシステムであって、前記電流モニタが、変流器を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項14
ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次誘導コイルを備えた少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備えた誘導電力伝送システムであって、前記一次誘導コイルが、電気負荷に配線される少なくとも1つの二次誘導コイルと共に誘導カップルを形成するためのものであり、前記二次誘導コイルが誘導電力レシーバと関連し、前記ドライバが、前記一次誘導コイル両端に駆動電圧を供給するように構成され、前記駆動電圧が前記誘導カップルの共振周波数と有意に異なる伝送周波数で振動する、ことを特徴とするシステム。
請求項15
請求項14のシステムであって、前記ドライバが、前記一次誘導コイルを前記電源に断続的に接続するためのスイッチユニットを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項16
請求項14のシステムであって、誘導電圧が周波数によっておよそ線形に変化する範囲内に、前記伝送周波数がある、ことを特徴とするシステム。
請求項17
請求項14のシステムであって、前記ドライバが前記フィードバック信号に応答して前記伝送周波数を調整するように構成されるシステム。
請求項18
請求項14のシステムであって、前記誘導電力アウトレットが第1の信号および第2の信号を検出するように構成される信号検出器を備え、および、前記ドライバが、a.前記第1の信号が前記検出器によって検出されるときに、前記伝送周波数を増加させ、および、b.前記第2の信号が前記検出器によって検出されるときに、前記伝送周波数を減少させるように構成される、システム。
請求項19
請求項17のシステムであって、前記フィードバック信号が、前記電気負荷の動作上のパラメータに関連するデータを具備する、ことを特徴とするシステム。
請求項20
請求項19のシステムであって、前記動作上のパラメータが、以下、すなわち、a.前記電気負荷の必要動作電圧、b.前記電気負荷の必要動作電流、c.前記電気負荷の必要動作温度、d.前記電気負荷の必要動作電力、e.前記電気負荷の測定された動作電圧、f.前記電気負荷の測定された動作電流、g.前記電気負荷の測定された動作温度、h.前記電気負荷の測定された動作電力、i.前記一次誘導コイルに供給される電力、j.前記二次誘導コイルによって受け取られる電力、および、k.ユーザ識別コード、を備えた群から選ばれる、ことを特徴とするシステム。
請求項21
請求項18のシステムであって、光学式検出器、無線受信機、オーディオ検出器および電圧ピーク検出器を備えたリストから選ばれる前記検出器を特徴とするシステム。
請求項22
請求項14のシステムであって、前記ドライバが、前記一次コイルを横切る一次電圧の振幅をモニタするための電圧モニタを更に備える、ことを特徴とするシステム。
請求項23
請求項22のシステムであって、前記電圧モニタが、一次電圧の有意な増大を検出するように構成される、ことを特徴とするシステム。
請求項24
請求項1のシステムであって、トランス、DC/DCコンバータ、AC/DCコンバータ、AC/ACコンバータ、フライバックトランス、フライバックコンバータ、全ブリッジコンバータ、半ブリッジコンバータおよび順方向コンバータ、を備えた群から選ばれる電力コンバータを備えたシステム。
請求項25
請求項14のシステムであって、前記駆動電圧が、前記誘導カップルの前記共振周波数より高い伝送周波数で振動し、a.前記一次誘導コイルが、前記一次コイルを横切る一次電圧の振幅をモニタするための電圧モニタを備えた受付回路に、更に配線され、および、b.前記二次誘導コイルが、少なくとも1つの電気素子を前記二次誘導コイルに接続するための伝送回路に、更に配線され、それによって、制御信号が前記伝送回路から前記受付回路へ転送されることができるように前記共振周波数を増加させる、ことを特徴とするシステム。
請求項26
請求項25のシステムであって、前記二次誘導コイルがブリッジ整流器の2つの入力に配線され、および前記電気負荷が前記ブリッジ整流器の2つの出力に配線され、前記伝送回路が、前記ブリッジ整流器の1つの入力および前記ブリッジ整流器の1つの出力に配線される、ことを特徴とするシステム。
請求項27
請求項25のシステムであって、前記伝送回路が、変調された信号を作り出すために入力信号によってビットレート信号を変調するためのモジュレータおよび前記電気素子を前記変調された信号に従って前記二次誘導コイルに断続的に接続するためのスイッチを更に備える、ことを特徴とするシステム。
請求項28
請求項25のシステムであって、前記電圧モニタが、出力信号を発生させるために、前記ビットレート信号と前記一次電圧の振幅を相互相関させるための相関器を更に備える、ことを特徴とするシステム。
請求項29
請求項25のシステムであって、前記制御信号が、前記二次誘導コイルから前記一次誘導コイルまで誘導電力カップリングを横切る電力伝送を調節するためのフィードバック信号を転送するためのものであるシステム。
請求項30
請求項29のシステムであって、前記ドライバが前記フィードバック信号に応答して前記伝送周波数を調整するように構成されるシステム。
請求項31
第1の信号および第2の信号を転送するように構成される請求項29のシステムであって、および前記ドライバが、i.前記第1の信号が前記レシーバによって受信されるときに、前記伝送周波数を増加させ、および、ii.前記第2の信号が前記レシーバによって受信されるときに、前記伝送周波数を減少させる、ように構成されている、システム。
請求項32
誘導電力アダプタであって、a.誘導電力アウトレットから電力を受け取るための少なくとも1つの誘導電力レシーバ、b.前記電力レシーバを少なくとも1つの電気装置に導電的に接続するための少なくとも1つの電力コネクタ、および、c.前記アダプタを取り扱うためのグリップであって、前記電力レシーバが動作中である時にユーザが損傷なしで前記アダプタを取り扱うことができるように、前記電力レシーバから熱的に絶縁されるグリップ、を備えるアダプタ。
請求項33
請求項32のアダプタであって、さらに、プリント回路基板を備えるアダプタ。
請求項34
請求項32のアダプタであって、前記電力レシーバが50Wより上のレートで電力を供給するためのものであるアダプタ。
請求項35
請求項32のアダプタであって、その中で発生する熱を放散させるための冷却装置を備えるアダプタ。
請求項36
請求項35のアダプタであって、前記冷却装置が、前記電力レシーバより上にある少なくとも1つの空気吹出し口、および、前記電力レシーバより下にある少なくとも1つの空気吸込み口を備え、前記電力レシーバによって加熱される熱気が前記空気吹出し口を通して前記アダプタから流れ出て、および、外側からの冷気が前記空気吸込み口を通して前記アダプタに吸い込まれるようにするアダプタ。
請求項37
請求項32のアダプタであって、前記電力レシーバによって発生される熱を放散させるための少なくとも1つのヒートシンク、を備えるアダプタ。
請求項38
請求項37のアダプタであって、前記ヒートシンクが、金属ディスクである、ことを特徴とするアダプタ。
請求項39
請求項37のアダプタであって、前記ヒートシンクの直径が、前記アダプタのケーシングの内径より小さく、それによって前記ヒートシンクと前記ケーシングとの間を空気が循環することができる、ことを特徴とするアダプタ。
請求項40
誘導電力アウトレットが、それに対して誘導的に結合される電気負荷の不在で電力を伝送するのを防止するための伝送ガードであって、前記誘導電力アウトレットが、前記電気負荷に配線される二次コイルと誘導的に結合するために、電源に接続可能な少なくとも1つの一次コイルを備え、前記伝送ガードが、前記一次コイルが伝送キーの非存在下で前記電源に接続するのを防止するための少なくとも1つの伝送ロックを備える、伝送ガード。
請求項41
請求項40の伝送ガードであって、前記伝送ロックが少なくとも1つのマグネチックスイッチを備え、および、前記伝送キーが前記二次コイルと関連する少なくとも1つの磁性素子を備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項42
請求項41の伝送ガードであって、前記伝送ロックが、磁性素子のマッチ構成によって起動されるときにだけ、前記一次コイルを前記電源に接続するように構成されるマグネチックスイッチのアレイを備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項43
請求項41の伝送ガードであって、前記マグネチックスイッチが、磁気センサを備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項44
請求項40の伝送ガードであって、解除信号を発するための少なくとも1つのエミッタおよび前記解除信号を検出するための少なくとも1つの検出器、を備え、前記二次コイルが前記一次コイルとの位置合わせにもたらされる時に、前記解除信号が、前記エミッタから前記検出器まで導かれるように、前記少なくとも1つのエミッタと前記少なくとも1つの検出器との間を橋絡するための、前記二次コイルと関連する少なくとも1つのブリッジを前記伝送キーが備える、伝送ガード。
請求項45
請求項44の伝送ガードであって、前記解除信号が光学信号であり、および、前記ブリッジが少なくとも1つの光学導波管を備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項46
請求項44の伝送ガードであって、前記解除信号が磁気信号であり、および、前記ブリッジが磁束ガイドを備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項47
請求項40の伝送ガードであって、前記伝送キーが、前記二次コイルと関連するエミッタによって発される解除信号を備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項48
請求項47の伝送ガードであって、前記解除信号が、光学信号である、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項49
請求項48の伝送ガードであって、前記光学信号が、前記伝送ロックを解除するように構成される光学式検出器によって受信される赤外パルスである、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項50
請求項49の伝送ガードであって、前記解除信号が、磁気信号である、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項51
請求項50の伝送ガードであって、前記エミッタが、前記二次コイルである、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項52
請求項40の伝送ガードであって、前記二次コイルが前記一次コイルに位置合わせされる時、前記電力パルスが前記二次コイルへ伝送され、および、前記伝送キーが前記電力パルスによって起動されるように、前記一次コイルによって伝送される、低出力電力パルスを備える伝送ガード。
請求項53
請求項40の伝送ガードであって、二次コイルの見込みがある存在を示唆する第1の伝送キーによって解除される第1の伝送ロック、および、前記二次コイルの存在を確認する第2の伝送キーによって解除される第2の伝送ロック、を備える伝送ガード。
請求項54
請求項53の伝送ガードであって、前記第1の伝送ロックが、前記一次コイルから伝送される電力パルスを開始し、および、前記第2の伝送キーが前記二次コイルによって受け取られる前記電力パルスによって起動される、伝送ガード。
請求項55
請求項41の伝送ガードであって、前記磁性素子が、フェライト磁束誘導コアを備える、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項56
請求項44の伝送ガードであって、前記解除信号が、機械信号、オーディオ信号、超音波信号およびマイクロ波を備える群から選ばれる、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項57
請求項47の伝送ガードであって、前記解除信号が、機械信号、オーディオ信号、超音波信号およびマイクロ波を備える群から選ばれる、ことを特徴とする伝送ガード。
請求項58
請求項40の前記伝送ガードに用いられる伝送キー。
請求項59
請求項40の前記伝送ガードに用いられる伝送ロック。
請求項60
請求項40の前記伝送ガードによって保護される誘導電力アウトレット。
請求項61
誘導電力アウトレットから電力を受け取るための少なくとも1つの誘導電力レシーバを備えた誘導電力伝送システムであって、前記誘導電力アウトレットが、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備え、および、前記誘導電力レシーバが、前記一次インダクタと結合するための少なくとも1つの二次インダクタを備え、前記二次インダクタが、電気負荷に電力を供給するためのものであり、前記誘導電力伝送システムが、前記一次インダクタから前記二次インダクタまで磁束を導くための少なくとも1つの磁束ガイドを備え、前記磁束ガイドが、非晶質強磁性材料を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項62
請求項61の誘導電力伝送システムであって、前記非晶質強磁性材料が、30ミクロン未満の厚さを有する、ことを特徴とするシステム。
請求項63
請求項61の誘導電力伝送システムであって、前記非晶質強磁性材料が、2つの重合体層にはさまれる、ことを特徴とするシステム。
請求項64
請求項61の誘導電力伝送システムであって、前記磁束ガイドが、電気的絶縁材料によって分けられる複数の層の非晶質強磁性材料を備える、ことを特徴とするシステム。
請求項65
請求項61の誘導電力伝送システムであって、前記磁束ガイドが、前記非晶質強磁性材料のウエハを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項66
請求項65の誘導電力伝送システムであって、前記ウエハが、渦電流のビルドアップを減少させるために少なくとも部分的に分割されている、システム。
請求項67
請求項66の誘導電力伝送システムであって、前記ウエハが円形で、かつ少なくとも1つの直径に沿って延伸する割れ目を有する、システム。
請求項68
請求項65の誘導電力伝送システムであって、前記ウエハが、前記非晶質強磁性材料のシートから切断される、システム。
請求項69
請求項61の誘導電力伝送システムであって、前記磁束ガイドが、前記非晶質強磁性材料のマイクロワイヤを備える、システム。
請求項70
請求項69の誘導電力伝送システムであって、前記マイクロワイヤが布を形成する、システム。
請求項71
少なくとも1つの誘導電力レシーバに誘導的に電力を伝送するための少なくとも1つの誘導電力アウトレットを備えた誘導電力伝送システムであって、前記誘導電力アウトレットが、ドライバ経由で電源に配線される少なくとも1つの一次インダクタを備え、および、前記誘導電力レシーバが、前記一次インダクタと結合するための少なくとも1つの二次インダクタを備え、前記二次インダクタが、電気負荷に電力を供給するためのものであり、前記誘導電力伝送システムが、a.電子スイッチのカソードを通して流れる電流が所定の閾値を上回るときに、そのオン状態にあるように構成される少なくとも1つの前記電子スイッチを備えた低熱損失全波整流器、b.前記電源と前記一次インダクタとの間に接続されるドライバであって、前記ドライバが、前記一次誘導コイル両端に駆動電圧を供給するように構成され、前記駆動電圧が前記一次インダクタおよび前記二次インダクタによって形成される誘導カップルの共振周波数と有意に異なる伝送周波数で振動する、ドライバ、c.前記電力レシーバを取り扱うためのグリップを備えた誘導電力アダプタであって、前記電力レシーバが動作中のときに、ユーザが損傷なしで前記アダプタを取り扱うことができるように、前記グリップが前記電力レシーバから熱的に絶縁されているアダプタ、d.前記誘導電力アウトレットがそれに対して誘導的に結合される電気負荷の非存在下で電力を伝送するのを防止するための伝送ガードであって、前記一次コイルが伝送キーの非存在下で前記電源に接続するのを防止するための少なくとも1つの伝送ロックを備えた伝送ガード、および、e.前記一次インダクタから前記二次インダクタまで磁束を導くための磁束ガイドであって、前記磁束ガイドが、非晶質強磁性材料を備えるガイド、を備える群から選択される最適化構成要素の少なくとも1つを備える、ことを特徴とするシステム。
請求項72
請求項71の誘導電力伝送システムであって、前記最適化構成要素のうちの少なくとも2つを備えるシステム。
請求項73
請求項71の誘導電力伝送システムであって、前記最適化構成要素のうちの少なくとも3つを備えるシステム。
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